ICT活用で
課題解決

デジタルサービス分野

松原 健二
Kenji Matsubara

農学研究科 環境資源学専攻 修了
2004年入社

デジタルサービス分野のミッション

様々な社会課題に情報の側面からアプローチし、ICT(データベース、GIS、GPS、リモートセンシング、AI、ビッグデータ、IoT、SNS等)を活用したサービスの提供で社会価値を向上させることです。
取り扱うデータは、地盤、災害危険箇所や地域資源、生物の分布等といった自然環境に関するデータ、道路、河川、橋梁等に関するデータ、人や車に関するデータ等多岐にわたります。
データの収集分析で、社会インフラの適切な維持管理のための仕組みづくり、防災計画の立案や災害発生時の対応支援等に活用できます。 「道路巡回点検支援アプリ」の開発、ICTを活用したスマート林業推進の仕組みづくり、再生可能エネルギーの利用促進に向けて、中小水力発電のポテンシャル推計調査を行い、発電事業者などに情報公開し、事業化の支援もしています。

ICTが
創出する
社会価値向上

手がけた仕事

入社してからは森林計画・管理のためのシステム構築や、環境関連のデータ分析を、ここ数年は、防災関係の仕事に多く携わっています。
昨年からは特に安全・安心で住みやすい社会を構築するために、ICTの可能性を常に追い求めた提案をしています。
とくに印象に残っているのは、国家プロジェクト・SIP(内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム)に参画し、リアルタイムに浸水情報のリアルタイム配信システムの構築に携わったことです。
クラウド技術を活用して、1時間先の予測について、10分毎に情報を安定的に配信するシステムを構築し、さらに高速かつ安定した処理を実現するために、データ形式や保持方法、処理方法等にも工夫し、結果として発注者から表彰をいただくことができました。

この記事は平成26年に作成されました。

チーム一丸で
取り組む
国家プロジェクト

この仕事の魅力

私も含めほとんどが情報系以外の学部出身です。コンピューターやプログラム設計の知識はあるに越したことはありませんが、広い視野をもち、ICTの進歩をキャッチアップする姿勢が大事です。
一般的な情報系の会社と違うところは、社内外の専門家と連携しながら、様々なプロジェクトの上流である企画構想、計画、調査分析、要件定義、設計がメインの業務である点だと思います。
当社は公共性の高い仕事をするチャンスが多く、自分の仕事の成果が直接的に社会貢献につながることが魅力です。
現在は本社の戦略推進部に所属し、中長期的な観点から、会社経営に直結するミッションに新たな魅力を感じています。

この記事は2018年に作成されました。

社会貢献に
結びつく
大きな達成感

この記事は2018年に作成されました。

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