山上被告刑減軽求め署名1万筆超 市民団体、検察へ提出
安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(42)の刑の減軽を求める署名活動をしている市民団体は13日、約1万1千筆の署名を甲斐行夫検事総長と伊藤伸次奈良地検検事正宛てに、郵便で提出したと発表した。
事件が起きた昨年7月、ネット上のサイト「Change.org」で署名集めを開始。コメント欄には「決して許されることではないが、同情してしまう部分がある」という感想の他、「殺人を肯定するのか」といった非難も書き込まれたという。
自身も宗教2世という、団体の斉藤恵代表(58)は「親の信仰に追い詰められる人は非常に多い。寛大な求刑をお願いしたい」と話した。