法科大学院

法科大学院(ロースクール)入試対策ができる予備校・通信講座3社を比較!費用は?

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司法試験の受験資格を手に入れるルートの一つに、法科大学院(ロースクール)に入学し、卒業するという方法があります。

一方で、各法科大学院では入学試験を課しており、難関法科大学院へ入るためには入試対策が欠かせません。

今回は法科大学院(ロースクール)の入試対策講座を提供している予備校の通信講座を比較し、各予備校の費用や特徴を解説していきます。
あなたに合った予備校選びの参考になれば幸いです。


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法科大学院の入試対策ができる予備校3社を比較

法科大学院の入試対策が充実している予備校・通信講座として代表的なのは、伊藤塾、LEC、アガルートの3つ。

各予備校の料金は以下の通りとなっています。

予備校料金(税込)コース
伊藤塾931,700円法科大学院1年合格コース
LEC647,450円
(通学:667,450円)
難関法科大学院コース
アガルート522,060円法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム

※各社代表的なプランでのみ比較を行っています。他プランにつきましては各社のHPよりご確認下さい。

※キャンペーン期間等によって価格は変更になる可能性があります。2022/7時点での料金プランです

伊藤塾

伊藤塾は、司法試験や司法書士試験など、法律系試験の対策に定評のある予備校です。

学習カリキュラムとしては、まずは「体系マスター」という講座を受講し、法律全体を広く浅く学習。
その上で、より深い法律の基礎知識を学ぶ「基礎マスター」にてインプットを行い、「リーガルトレーニング」でインプットした知識を定着させるトレーニングを行います。

論文の書き方や論理的思考力を学ぶ「基礎論文書き方講義」も提供されています。

また、パーソナル・ステートメントと呼ばれる志望理由書などを求める法科大学院もあることから、伊藤塾では「パーソナル・ステートメント講座」として自身のステートメントの添削を受けることも可能です。

伊藤塾の教材はB5サイズの26穴ルーズリーフ形式を採用。
自分の取ったノートを綴じこんだり、重要な部分を差し込んだりできるため、情報の一元化が可能な教材となります。

LEC

LECは、文系・理系を問わず様々な資格試験対策講座を提供している老舗の資格試験予備校です。
法科大学院入試直前まで答練を行う点がLECの特徴と言えるでしょう。

「入門講座」にて知識をインプットした後は、「論文基礎力答練」として論文の書き方を学びつつ、学習した知識を定着。
さらには、「個別法科大学院講座」として各難関法科大学院の独自性をもとにした対策と、「ロースクール直前答練」による法科大学院入試前最後のアウトプットを行うカリキュラムです。

古くから試験対策を行っているため、受験対策のノウハウを活かした講座となっています。

アガルート

アガルートは、令和3年の司法試験合格者数の占有率47.8%を誇る資格試験の予備校です。

アガルートの講座は受験に必要な知識が厳選されているため、最短距離で難関法科大学院突破を目指せるでしょう。

法律に関する知識をインプットする「総合講義300」では基本知識を修得でき、「論証集の使い方」という総合講義の復習ツールによってインプットした知識を確実に定着させられます。

そして、「論文答練の『書き方』」講座で論文式試験の解き方の枠組みを学習。
「重要問題習得講座」の論文問題を解いてアウトプットを行うことで、知識の使い方や論文の書き方を着実に身につけることができるでしょう。

その他にも、「予備試験答練」や「ロースクール入試過去問解析講座」といった講座も受講することで、論文における実践的な力を養うことができます。

アガルートが充実しているのは、提供している講座の内容だけではありません。

重要な部分をすぐに把握できるフルカラーテキスト、自分のペースにあわせて学習できる講義の7段階倍速機能などが備わっています。

その他にも、アガルートでは学習上の疑問点をいつでも・何度でも解消できる質問制度もあります。
「〇回まで無料でそれ以降の質問は有料」といった制限がなく、質問を何度でもできるので、初学者でも安心して学習をすすめられるでしょう。

さらに、「論文答案の書き方」、「重要問題習得講座」及び「予備試験答練」などの講座ではオンラインによる論文添削が受けられます。
自分の理解が間違っていたり、変な癖がついていることに気付けたりするため、専門家の添削を受けることは極めて重要です。

法科大学院に合格するなら予備校を使うのがおすすめ

難関法科大学院(ロースクール)をはじめとする法科大学院入試は、独学でも合格できないわけではありません。

しかし、これまで法律や資格試験の勉強をしたことが無い方は、スケジュール管理がおろそかになる危険があります。

また、答案添削を受ける機会がないため、書き方を独自で身につけなければいけません。
法科大学院入試では内容だけでなく書き方も重要なためです。

独学ではこのように難点が多く、苦労することになってしまうでしょう。

独学の難点を解消し、効率的に勉強を進めるためには予備校の活用がおすすめです。
法科大学院(ロースクール)によって司法試験の合格率が大きく異なる昨今において、難関法科大学院に入れるか否かは将来を大きく左右します。

法科大学院入試にむけ、ひいては司法試験合格を見据え、予備校を活用して勉強を始めてみてはいかがでしょうか。


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