法科大学院

東北大学法科大学院の特徴・入試情報

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「法律家を目指そう!」と決意したら、司法試験という難関試験を突破しなければなりません。

そして、司法試験の受験資格はロースクール(法科大学院)を修了すると得ることが出来ます。

しかし、ロースクールの数は近年減少傾向にあり、さらに地方にはほとんどロースクールがないため、情報があまり入ってこないのではないかと思います。

そこで、本コラムでは、東北の地で法曹を目指す方に向けて、「東北大学法科大学院」(以下、東北大ロー)をご紹介します!


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東北大学法科大学院の基本情報・特徴

所在地

東北大ローは、仙台の片平キャンパスにあります。

片平キャンパスは、高等裁判所、高等検察庁、弁護士会など、法曹の活動する中心地に隣接しています。

学習環境

東北大ローは1学年の定員が50名で、少人数教育を徹底しています。

また、東北大ローの学生は固定の自習室が1人1席割り当てられ、24時間いつでも利用することが出来ます。

他にもゼミ室や模擬法廷など充実した学習環境が整備されています。

少人数教育・学習環境のよさが東北大ローの特徴です。

学費

入学料 282,000円
授業料 年額804,000円

入学試験の成績上位者には奨学金の給付があり、同一年度の2回目以降の受験では、検定料を免除する制度もあるなど、経済的支援も充実しています。

また、東北大学法学部と連携して、5年で学部及び法科大学院を修了することが出来る法曹コースを導入しています。

※参考:入学料及び授業料等納付額・納付方法

司法試験合格実績

【令和4年度司法試験】
・受験者数:48名
・合格者:27名
・合格率:56.3%
※参考:司法試験の結果について

東北大学法科大学院の令和4年度司法試験は、受験者数48名、合格者27名、合格率56.3%という結果でした。

東北大学法科大学院の入試情報

試験日

一般選抜(前期)入学試験日程

出願受付期間2022年7月6日(水)~2022年7月12日(火)
第1次選考合格者発表2022年7月29日(金)
第2次選考試験2022年8月20日(土)、2022年8月21日(日)
最終合格者発表2022年9月21日(水)
入学手続き期間2022年10月26日(水)、2022年10月27日(木)
第2次選考試験試験時間科目
2022年8月20日(土)14:00~16:00小論文
2022年8月21日(日)10:00~12:30民事法(民事・商法・民事訴訟法)
14:00~15:00公法(憲法)
15:40~17:10刑事法(刑法・刑事訴訟法)

一般選抜(後期) 入学試験日程

出願受付期間2022年9月21日(水)~2022年9月29日(木)
第1次選考合格者発表2022年10月12日(水)
第2次選考試験2022年10月29日(土)、2022年10月30日(日)
最終合格者発表2022年11月30日(水)
入学手続き期間2023年1月5日(木)、2023年1月6日(金)
第2次選考試験試験時間科目
2022年10月29日(土)14:00~16:00小論文
2022年10月30日(日)10:00~12:30民事法(民事・商法・民事訴訟法)
14:00~15:00公法(憲法)
15:40~17:10刑事法(刑法・刑事訴訟法)

法曹基礎課程特別選抜(5 年一貫型)入学試験日程

出願受付期間2022年6月6日(月)~2022年6月10日(金)
合格者発表2022年7月6日(水)
入学手続き期間2022年10月26日(水)、2022年10月27日(木)

法曹基礎課程特別選抜(開放型)入学試験日程

出願受付期間2022年7月6日(水)~2022年7月12日(火)
第1次選考合格者発表2022年7月29日(金)
第2次選考試験2022年8月21日(日)
最終合格者発表2022年9月21日(水)
入学手続き期間2022年10月26日(水)、2022年10月27日(木)
第2次選考試験試験時間科目
2022年8月21日(日)10:00~12:30民事法(民事・商法・民事訴訟法)
14:00~15:00公法(憲法)
15:40~17:10刑事法(刑法・刑事訴訟法)

募集人員:50名

大区分区分募集人員
法学既修者法学の基礎的な学識を有する者として2年間での修了を希望するもの35名程度
 内訳 法曹基礎課程特別選抜(5 年一貫型)最大12名
 法曹基礎課程特別選抜(開放型)最大13名
 一般選抜(前期)5~15名程度
 一般選抜(後期)5~15名程度
法学未修者3年間での修了を希望する者15名程度
 内訳 一般選抜(前期)8名程度
 一般選抜(後期) 7名程度

※出典:入試情報|東北大学法科大学院

未修者コース

選抜方法は小論文試験です。

法律の知識は必要とされません。

既修者コース

既修者コースを志願する受験者は、未修者コースも併願することができます。

選抜方法は法律論文試験です。

試験科目は民事法(民法・商法・民事訴訟法)、公法(憲法)、刑事法(刑法・刑事訴訟法)です。
それぞれ2時間半、1時間、1時間半の試験時間となっています。

以下、それぞれの科目の特徴について説明します。

・憲法

有名判例の判旨を答えさせる問題や、有名論点を説明させる問題がいくつかの小問に分かれて出題されます。

答案の書き方というよりも、知識の豊富さが問われるので、有名判例や有名論点を確実に押さえておくことが重要です。

・民法

説対立や制度趣旨・効果を説明させる問題がいくつかの小問に分かれて出題されます。

行数指定がされているので、重要な点をコンパクトに論述することが求められます。

・刑法

行為者の罪責を問う事例問題が出題されます。

刑法は、答案構成力が求められるので、過去問演習が重要です。

・商法

主に会社法上の各手続について説明させる問題が5つの小問に分かれて出題されます。

全ての問題に「簡潔に(5行程度で)」との行数指定が付されているので、民法と同様、重要な点をコンパクトに論述することが求められます。

・民事訴訟法

民事訴訟法上の基本論点を問う問題が3つの小問に分かれて出題されます。

また、言葉の意味を説明させたり、「〇〇という言葉を用いて」との指定がされていることもしばしばあるので、言葉の定義・趣旨を正確に押さえることが重要です。

・刑事訴訟法

事例問題が出題されます。

刑事訴訟法は、答案構成力が求められるので、過去問演習が重要です。

※関連コラム:東北大学法科大学院(ロースクール)入試過去問の出題傾向と対策

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