学校法人「森友学園」をめぐる補助金詐欺事件で、最高裁判所が上告を棄却したことを受け理事長と妻がコメントを出しました。

「森友学園」の理事長・籠池泰典被告と妻の諄子被告は、小学校の建設などをめぐって国や大阪府などから補助金約1億7000万円を騙し取った罪に問われていました。

去年、大阪高等裁判所は泰典被告に懲役5年、諄子被告に懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡しましたが、2人は上告していました。

しかし、最高裁は12日までに上告を退けることを決め、2人の実刑判決が確定しました。

これを受け籠池夫妻は「この決定は事実に基づかない誤ったもの」「再審請求等の手続きを含め闘っていく」とコメントしています。