ガーシー氏「3月上旬に帰国」 警視庁の事情聴取にも応じる意向
NHK党のガーシー(本名・東谷義和)参院議員(51)は12日、インターネット配信で「3月上旬に帰国して警視庁の事情聴取を受け、国会にも出る」との意向を明らかにした。
警視庁側にもその旨を伝えたとしている。ガーシー氏をめぐっては、動画投稿サイトで著名人を繰り返し脅迫する内容を配信したなどとして、同庁が昨年末に任意の事情聴取を要請していた。
ガーシー氏は12日の配信の中で、「目立ちすぎたことも問題あるし、議員になったからこそたたかれていると思う」と説明。「胸を張って帰る。一番の目的は国会に出ることとお前ら(視聴者)に会うこと。その次が事情聴取。捜査に対しては協力していきます」と述べた。
警視庁は11日、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)や名誉毀損(きそん)容疑などで、ガーシー氏の関係先として複数箇所を家宅捜索。12日の配信では、「たかが名誉毀損の家宅捜索で、全国版でバンバンニュースにするのは頭がおかしい」と報道を批判する場面もあった。
ガーシー氏は昨年7月の参院選で初当選したが、「帰国すれば逮捕される」などと主張してアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイに滞在したままとなっている。