2022.12.22
今日の名言・川谷拓三「人間はなんとかして生きようとするだろう?」
読めば心が熱くなる「ことば」映画史上、「最も殺された男」
「だって、人間は
なんとかして生きようとするだろう?」
川谷拓三 (かわたにたくぞう/俳優) 1941年~1995年
12月22日は川谷の祥月命日だ。
映画のなかで殺された回数、なんと3000回。
映画史上、「最も殺された男」といっても過言ではない。
京都は太秦東映の大部屋出身。スターを引き立てる黒子役ながら、どこかギラギラした野心を放っていた。
『仁義なき戦い』第二作の『広島死闘編』では両手をロープでくくられて、モーターボートで引きずり回されるシーンがあった。
身体が水底に沈んでも、監督はカメラを回し続け、引き上げられたとき、川谷は水を飲んで失神していた。死の一歩手前だった。