時速55キロ最大速度で浅瀬に乗り上げたか 護衛艦「いなづま」座礁事故 えい航めど立たず
1/12(木)
山口県周防大島沖で海上自衛隊の護衛艦が座礁した事故。現場海域では引き続き船体の損傷部分を修復して、油の流出を止める作業が続いています。
【加藤アナ】
「山口県の周防大島沖です。まもなく事故から丸2日経とうとしていますが、船尾の方から見てみますとオイルフェンスが張られているのが見えます」
この事故は10日正午過ぎ、山口県周防大島沖で、海上自衛隊・呉基地の護衛艦「いなづま」が、浅瀬に乗り上げ航行不能となったものです。
呉地方総監部によりますと、11日の潜水調査で船体前方のソナーに亀裂などが確認されたほか、船尾にある左右2か所のスクリューも壊れていることがわかっていて、プロペラが脱落した右のスクリュー付近からは油の流出も確認されています。
事故当時、護衛艦は時速およそ55キロで航行していたとみられ、最大速度であった可能性もあるということです。
12日も潜水士などによる油の漏れを止める作業や、海保による調査が続いていますが、船体をえい航する見通しはまだ立っていません。
広島海上保安部は「業務上過失往来危険」の疑いもあるとみて調べています。
【加藤アナ】
「山口県の周防大島沖です。まもなく事故から丸2日経とうとしていますが、船尾の方から見てみますとオイルフェンスが張られているのが見えます」
この事故は10日正午過ぎ、山口県周防大島沖で、海上自衛隊・呉基地の護衛艦「いなづま」が、浅瀬に乗り上げ航行不能となったものです。
呉地方総監部によりますと、11日の潜水調査で船体前方のソナーに亀裂などが確認されたほか、船尾にある左右2か所のスクリューも壊れていることがわかっていて、プロペラが脱落した右のスクリュー付近からは油の流出も確認されています。
事故当時、護衛艦は時速およそ55キロで航行していたとみられ、最大速度であった可能性もあるということです。
12日も潜水士などによる油の漏れを止める作業や、海保による調査が続いていますが、船体をえい航する見通しはまだ立っていません。
広島海上保安部は「業務上過失往来危険」の疑いもあるとみて調べています。