ヨーガの実践を行うと、その途中で様々な達成を知らせる印が現れる。
これをシッデイと呼んでいるのだが、その主なものは、
①熱が発生する。
②その熱が上昇する。
③光が見える。
④ナーダ音が聞こえる。
⑤動物たちの声が聞こえる。
⑥人のエネルギーが見える。
などだが、大きな変化を感じるのはやはりダルドリー・シッディである。
他の体験と違って、これは完全な物理現象であるからだ。
何十キロもある人間の体が、自分の意志とは関係なく飛び跳ねる。
これは明らかな驚異である。
オウムの場合、最初に行うムドラーはマハー・ムドラーである。
足を伸ばして、その親指を両手で掴んだ体制で、ポンと跳ね上がる。
次に、その体勢のまま身体が左右に振られ、右肩が床に当たり左肩が床に当たるを一秒ぐらいで一往復として、数回繰り返す。
もはやエクソシスト。(笑)
マハー・バンダ・ムドラーでは蓮華座を組んだままバイブレーターの様に振動し、床を滑り数十センチ移動し90度ぐらいからだの向きが変わってしまう。
その後に身体が飛び跳ね始めるのだが、飛び出したら数回から十数回は連続で飛ぶ。
自分で止めることは出来ない。
これがクンダリニー・ヨーガにおける印の現れ方なのだが、ジュニアーなヨーガにおける私はどこにいるのかの実践においても、また違った印が現れる。