教義と修行体系19 | 法友(とも)へ

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クンダリニーヨーガの修行を続けると、エネルギーが強まる。

 

そして、そのエネルギーは上昇し、甘露を落とし、歓喜状態となる。

 

それはそれで素晴らしい事なのだが、そこで止まってしまうとその先に進めなくなる。

 

 

解脱するためには、体験を超えて行かなければならない。

 

体験にとらわれてしまっては、いつまでたっても解脱など出来なくなってしまう。

 

しかし、この歓喜状態から抜け出すのはとても難しい。

 

それが地道に努力を続けた結果もたらされた、修行者にだけ与えられるご褒美だからだ。

 

早川も拘置所の中で毎日瞑想を続けていたようだが、結局、この歓喜魔境から抜け出せずにその生涯を終えてしまったようだ。

 

 

クンダリニーヨーガの手法においては、サマディを修習する事によってそこから抜け出すわけだが、そのやり方ではどれほど時間がかかるか分からない。

 

今生は無理かもしれないし、歓喜状態の無智を修習して来世は動物かもしれない。

 

抜け出すためには、軽安・楽を超えて如実知見、すなわち智慧を得る必要があるのだが、智慧を得るのであればジュニアーナヨーガの技法の方が遥かに優れている。

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