岩槻のまちが人形一色になる「まちかど雛めぐり」(岩槻人形協同組合提供) |
さいたま市岩槻区で21日から、ひな人形にちなむイベントが行われる。
「第3回人形(ひな)の里アートフェスティバル」は21日から3月1日まで、岩槻駅東口コミュニティセンターで開催。21日から23日までは、陶芸、彫刻、人形、絵画、書、写真などを展示する市民アート展と市民音楽祭など。26日から3月1日までは、全国の人形作家による創作人形全国公募展などを実施。28日、3月1日には岩槻本丸公民館で第2回岩槻映画祭が行われる。
「小さなお雛(ひな)様展」は21日から23日までがワッツ西館3階(24日から3月15日までが同2階で開催)。1915(大正4)年創立の岩槻人形協同組合100周年を記念し、犬飼昌子氏収蔵の人間国宝・林駒夫氏によるひな人形、源氏物語を描いた貝合わせなど精緻を極めた作品を展示する。
「人形のまち岩槻流しびな」は3月1日午前10時から岩槻城址公園で実施。先着300人に流しびなを無料進呈、特産品の販売も。
期間中は駅東口周辺商店街の店頭など約100カ所でひな人形を展示する「まちかど雛めぐり」も開催。また、埼玉高速鉄道では3月15日までの土日限定で、埼玉高速鉄道各駅と浦和美園駅までの往復運賃が3割引きとなる割引乗車券を各駅で発売する。
問い合わせは、人形の里アートフェスティバルが同実行委員会(070・5560・2349)、小さなお雛様展・流しびなが岩槻人形協同組合(048・757・8881)埼玉高速鉄道運輸部旅客課(048・878・6855)へ。