9日にスタートするフジテレビ系バラエティ番組『ぽかぽか』(毎週月~金曜11:45~)のレギュラーメンバーが6日、発表された。

  • (左から)神田愛花、岩井勇気、澤部佑=フジテレビ提供

月曜日のレギュラーには、数多くのバラエティ番組に出演し、ラジオパーソナリティとしても活躍中の伊集院光が決定。さらにもう1人、ある大物著名人を両親に持つ“新星”の出演も決定した。

火曜日は、歌手としても活躍し、またバラエティ番組のMCもこなす声優の花澤香菜が登場。さらに、JO1を生み出した『PRODUCE 101 JAPAN』の元練習生4人で結成されたダンスボーカルグループ・OWVから、浦野秀太と中川勝就。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の元練習生8人によるダンスボーカルグループ・OCTPATHから栗田航兵と四谷真佑が、それぞれ隔週で参加する。

水曜日は、2021年に『新しいカギ』のコントに登場したことを機に人気が再燃し、昨年は16年ぶりのレギュラー番組『ゴリエと申します。』も話題となったのゴリエ、そして、2021年のNHK新人落語大賞で、女性で初めて大賞を受賞、しかも審査員全員が満点をつけての完勝という快挙を成し遂げるなど、業界内外で注目を集める女流落語家・桂二葉という異色の顔合わせ。

木曜日には、『ホンマでっか!?TV』など、様々なバラエティでもおなじみの島崎和歌子が決定。

そして金曜日は、『仮面ライダービルド』で主演を務め、昨年は『ケイ×ヤク-あぶない相棒-』でも注目を集めた俳優の犬飼貴丈が参加する。

ゲストを招いてのトーク企画や、VTRや生中継を駆使したバラエティ企画、さらに、FNS系列各局のローカル番組を紹介するコーナーなどを予定しており、各コーナーにも様々役割でゲストが登場する予定だ。

そして、フジテレビのアナウンサーも毎日1人ずつ出演して進行を担う。入社3年目の渡邊渚アナ(木曜)、2年目の小室瑛莉子アナ(金曜)、山本賢太アナ(水曜)、そして1年目の岸本理沙アナ(月曜)、松崎涼佳アナ(火曜)と、フレッシュな顔ぶれが連日登場する。

番組は、東京・台場のフジテレビ本社ビル7階屋上庭園にある特設会場から、連日公開生放送。屋上庭園には誰でも入園可能で、会場の外から生放送の様子を観覧することも可能だ(※天候により閉鎖、もしくは観覧を中止する場合あり。放送開始前の場所確保は禁止)。

先日、この特設会場でリハーサルを行ったMCのハライチと神田愛花のコメントは、以下の通り。

――最終リハーサルを終えた今の心境を教えてください。

澤部佑「いやもう、楽しかったです、めちゃくちゃ!」

岩井勇気「本当に、それぞれのコーナーも全部楽しくて。“これ、大変そうだな”っていうのがひとつもなかったし(笑)、これはきっと楽しい番組になるだろうなって思いましたね」

澤部「このリハーサルの面白さが本番にも出るといいんですけどね。リハーサルって、スタッフのみなさんがタレントの代役をやってくれるんですけど、それが意外と面白かったりするんですよ(笑)。本番では、その面白さを下回らないように、しっかりと盛り上げたいと思います(笑)。神田さんはどうでした?」

神田愛花「私もすごく楽しかったです。リハーサルと言いながら、もう既に放送できるレベルに達してるなって…」

岩井「本当ですか(笑)?」

神田「はい!だから、何かのときのために、リハーサルの映像を保存しておいた方がいいんじゃないかと思います」

澤部「なるほど、本番の1コーナーだけ、リハで録っておいたヤツを放送しちゃう、みたいなね(笑)」

神田「そうそう。そのくらい面白かったです」

――リハーサルを通じて、初めて気付いたことや発見はありましたか?

澤部「なんせ(生放送を行う)会場に来たのが初めてですから、“観覧のお客さんはこれぐらいの人数なんだ”とか、いろいろ実感できて、急に身が引き締まる感じがありましたね。実は、今まで全く何も考えてなかったんですよ、この番組のこと(笑)」

岩井「考えても緊張しちゃうだけだから(笑)。あと、この会場は、こぢんまりしてて広すぎないのがいいですよね。ばーっと開けたオープンなところだと、けっこうやりづらかったりするんですけど、ここはライブハウスみたいな感じで、すごくやりやすいです」

神田「確かに、お客様1人1人のお顔がはっきり分かるんですよね。それがきっと、いい刺激になると思います」

――各曜日のレギュラーメンバーも決定しました。特に共演が楽しみな方は?

岩井「伊集院(光)さんは、“出てくれるんだ!”っていう感じで、ちょっと驚きでした。すごく心強いですね」

澤部「あと、OWVさんとかOCTPATHさんとか、お会いしたことがない方も多いんですよ。“はじめまして”で、いきなり3時間の生放送を一緒にやるっていうね(笑)、なかなか経験できないことだと思うんで、逆に楽しみです」

神田「今回は、お昼の番組に出演されているイメージのない方もたくさんいらっしゃるので、その分、みんなで一緒に“お昼の顔”として定着していこうねって、一丸となって頑張っていけるような気がします。本当にいいメンバーだなと思います」

――『ぽかぽか』がどんな番組になるのか、気になっている視聴者も多いと思いますが、そんな方々へメッセージをお願いします。

澤部「お昼の時間に、本当に楽しい時間、楽しい空間を提供できると思います。どうか気張らずに、何の気なしに見てみてください。要所要所に“フジテレビらしさ”と言いますか、ハプニング的なことも含めて、“フジテレビの生放送、やってんな”みたいな感じが散りばめられてますんで(笑)。やっぱり僕らは、“楽しくなければテレビじゃない”っていう、フジテレビの雰囲気に憧れてこの世界に入ってきたようなところもあるんで、そこに浸っているハライチと神田愛花を見ていただければなと思います」

岩井「リハーサルをやってみて思ったのは、情報らしい情報がほとんどない番組だなって(笑)。それがいいなと思うんですよ。今や、知って得する情報なんか、ネットを検索すればいくらでも出てきますから。それよりも、ほのぼの見て、ほのぼの笑えて、そして見終わったときに“何にも残んなかったな”っていう(笑)、こういう番組があってもいいのかなと。みなさんも、ほのぼのした毎日を送っていただければ(笑)」

神田「リハーサルの後、全曜日の内容を打ち合わせさせていただいたんですけれども、本当にどの企画も全部くだらないんですよ(笑)。でも、そのくだらない企画は、スタッフのみなさんが真剣に考えて作り上げたもので。だからこそ、爆発力が生まれると思うんです。くだらないことに、プロフェッショナルの人たちが全力で取り組むと、爆発するくらい面白いんだぞっていうところを、ぜひ見ていただきたいなと思います」

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