◆第一次締め切りは、5月31日◆
殴る蹴るだけがDVじゃない・DV防止法を改正して被害者の保護を拡充して下さい! の署名が開始されています。
▼DV防止法の改正を紹介するにあたり、
渋谷のラジオ-渋谷社会部- からDVをテーマに放送されたシリーズをご紹介します。(下部にリンクをまとめました)
■どうして、NoMoreDVプロジェクトをご紹介するのか?
わたしの経験ーわたしは、パートナーがいない人間です。たぶん、この先もパートナーができることはないでしょう。
DVはパートナーの間の暴力の問題です。
では、パートナーがいない私は、DVとは無関係でいられるのでしょうか?
音声シリーズのなかでDVは一番、理解されにくい暴力と紹介されました。
あらためて以下の音声シリーズを聞き、DVを改めて学び直し、知らないことが多いことに気がつかされました。
そして、DVはパートナーがいる人だけの問題ではないと捉えなおしました。
現行のDV防止法では定義づけられていませんが「精神的暴力、性的暴力、経済的暴力」があります。その、支配され、蹂躪される影響は、被害者に肉体的、精神的に長期の影響を与えてしまいます。
その影響は、被害を受けたパートナーだけでしょうか?その舞台が家庭だった場合、子どもにも影響を与えます。
わたしは、今でも鮮明に母親が殴られた場面を思い出すことができます。
そのとき、わたしは、怒鳴りかえして立ち向かいました。その時の怒りと憎しみは私を支配していると思います。
そして、わたしは、子どもをもったり、家庭を持つことをしませんでした。
母親を支配し、蹂躪することがあたり前の家庭で成長した子どもたちは?
支配し、蹂躪しないコミュニケーションをどこかで学んでいいくことができるのでしょうか?
DV防止法の改正は、支配され、蹂躪される連鎖、すなわち暴力の連鎖を止めるために必要です。
それは、性によって支配し、蹂躪することを許さない社会=性暴力を許さない社会の実現、ひとりでも性暴力で傷つく人を少なくしていくことにつながります。
この「殴る蹴るだけがDVじゃない・DV防止法を改正して被害者の保護を拡充して下さい!」の署名にご協力の検討をお願いします。
NoMoreDVプロジェクトのみなさんからは
第一次取りまとめを5月31日として、6月初旬に各党に渡す予定とのことです。
よろしくお願いします。
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●「DV法、改正の課題とは」
戒能さんはどのような方であるか自己紹介をしていただき、DV法の改正の課題について出演者2名で議論を深めていきました。
こちらから、ご視聴ください
【出演者】
戒能民江さん(お茶の水女子大学名誉教授)
遠藤智子さん(社会的包摂サポートセンター)
●「DV加害者ってどんな人?」
aware代表の山口のり子さんをゲストにお迎えし、お送り致しました。
こちらから、ご視聴ください
【出演者】
山口のり子さん(aware代表 2002年よりDVのない社会を目指して活動している市民団体)
遠藤智子さん(社会的包摂サポートセンター)
●「精神的DV その実態について」
弁護士の藤本圭子さんをゲストにお迎えし、お送り致しました。
こちらから、ご視聴ください
【出演者】
藤本圭子さん(弁護士)
遠藤智子さん(社会的包摂サポートセンター)
以上