みなさん こんにちは!
刑法改正市民プロジェクト事務局担当です。
先日から参議院選挙がはじまり、すでに期日前投票も開始されています。
刑法性犯罪改正も、選挙の結果により、方向性が変わってきますので大変重要になります。
今回、プロジェクトとして政党アンケートなどは行いませんが他団体様が刑法改正についてアンケートをとってくださいました。
また、プロジェクトに参加している団体が取り組んでいる課題に関するアンケート結果もご紹介します。
無断転載にならないよう、リンク先のご紹介になりますのでご了承ください。
ぜひ、リンク先の元データをご覧ください。
1>みんなの未来を選ぶためのチェックリスト
15.性暴力/刑法改正 の箇所で刑法改正について触れていただいています。ありがとうございます。
3項目とも、「×」をつけている政党は論外で「女性・人権」に対してどのような本音をもっているのか、よくわかります。「〇」をつけていても詳細を読むと前向きなのかどうかよくわからない政党がありますので実際にお読みになることをお勧めします。
●性交同意年齢を現行の13歳から16歳まで引き上げますか?
●刑法177および178条の「暴行」「脅迫」「抗拒不能」要件を撤廃し、「自発的(任意)に参加していない者への性交」、「同意・不同意の意思の形成・表明・実現が困難なことに乗じた性交」を盛り込んだ「不同意性交等罪」を創設しますか?
●強制性交等罪および強制わいせつ罪の公訴時効を撤廃しますか?
2>国際人権NGO ヒューマンライツ・ナウ
【人権政策に関する、参院選政党アンケート2022】各政党の結果を公開(各政党の回答原文も掲載)
4.刑法性犯罪既定の改正 をとりあげていただきました。
また、5.DV防止法改正についても記載がありますのでご参考にされてください。
7月3日に回答された政党があります。
「刑法性犯罪既定の改正」について、「〇」と記載がありますが、『みんなの未来を選ぶためのチェックリスト』では、3項目とも「×」でした。正反対の回答をしています。回答原文の「理由」では空欄になっています。7月3日までに何があったのでしょうか?性犯罪に苦しむ被害当事者、親しい人を傷つけられて苦しむ人は少なくなく国民は強く関心を持っています。その項目に対して、このような整合性のない回答は、不誠実と感じます。その真意、本音はどこにあるのでしょうか?
2団体様に刑法改正について触れていただきありがとうございました。
二つの団体の詳細を読み比べてみるのも気づきがあり興味深いとおもいます。
また、全国で女性候補のみなさまが奮闘しています。
性暴力・DVなど、「女性や子どもの人権」にかかわる課題への取り組みは女性議員のみなさまが貴重なチャンネルになってくださることが多いです。
先日の衆議院議員選挙では、与野党ともに有力な女性議員が国会に戻ってきてくださらず、ロビイング活動も苦しいものになり、報道されていませんが課題によっては大変な苦境に立たされているものもあります。どうか、与野党ともに多くの女性議員の誕生を祈っています。
#女性に投票チャレンジ(YouTubeのページにリンクされています。また、YouTubeチャンネルポリタスTVでの特集もご覧ください) という活動も行われています。投票行動のご参考にされてください。
最後に以下の言葉をご紹介します。
「投票に行っても変わらない、ではなくて、投票に行かないと自分が望まない変化が起きる可能性がある。投票に行くか迷っている人はこの言葉を思い出してもらいたい」※
まさに、その通りと思います。
とくに、人権にかかわる政策の場合、投票行動につながらないとして軽視される傾向が強いです。または、性暴力やDVなど、加害者から逃げ、身を潜めないといけないような、被害当事者が社会的に声を上げづらい課題の場合、知らない間に改悪されることがあります。
まさに、「投票に行かないと自分が望まない変化が起きる可能性がある。」のです。
投票に行きましょう!わたしたちの未来のために、次の世代のために!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
※上記言葉については、TBSで放送されている報道特集 日下部キャスターの言葉だったとのことです。広くシェアされており、紹介させていただきました。