ミュージカル『薄桜鬼』 | 梅津瑞樹 オフィシャルブログ【梅津の思考回廊】

ミュージカル『薄桜鬼』

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桜咲く桜咲くと受験生もかくやというほど念仏のように唱えていたら、ミュージカル『薄桜鬼』の幕があがり、かと思えば瞬く間に終わり、気がつけば四月も半ば。世間では新年度となって大分落ち着いてきた頃でしょうか。


改めまして、ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇、千秋楽まで終えられたこと、感謝申し上げます。

予期せぬ形で一年という長い醸造期間に入ることとなった本公演ですが、兎にも角にも、こうして皆様の目に触れる形となったことは何より喜ばしいことです。

本来予定していた初日を迎えられず、その他諸々トラブルは尽きなかったので、それを思うと「無事に」とは言い切れないのが正直なところですが、私感としては胸につっかえていたものがようやく取れたような気がしています。


終演して一週間ほど経ち、胸中に様々な想いはあれど、ことこの公演に関しては多くの媒体で言葉を尽くしてきたつもりです。

なので今更とりたてて「去年から今年に向けてこうだった、ああだった」ということもありません。何より全てが終わった今、まるで懺悔するかのような文章をしたためたくはない。

夫婦喧嘩と苦労話なんてものは犬も食わないと昔から言いますからね。知らんけど。


色々あったけれど今となっては、主演つまりは座長という立場をいただいたこの公演、そしてシリーズの新たな門出となる記念すべきこの作品が、今後も続いていくであろう薄ミュの歴史に暗い影を落とすようなことにならずにすんだという点において胸を撫でおろすばかりです。

何はともあれ、楽しかった。


桜の花弁はすでに散り、路肩に積もったそれも風に吹かれて今や跡形もないけれど、お芝居も、ひいては僕たち人もまたこのようなものだと思います。ふとした瞬間に街中でその花に似た色を見て、あの日のことを思い出す。でも、どんなにその花を追い求めたとて、きっと来年は似ている様でどこか違う花が咲くのです。それが良い。



それはそれとして、歌は習いたいなと思いました!!!

そして、お芝居と歌を同期させる難しさたるや!

まだまだ学ばなければならないことが多くてワクワクしますね。


そして相馬主計、一年お預けを食らった末に彼を演じられて感慨もひとしおでした。

彼を演じたことで諦観がひたひたと染み渡った僕の内側にも不屈の魂の様なものが宿った気がしています。

早く帰ってきて千鶴さんと幸せになってください。(と思ったアナタは今すぐ「薄桜鬼 真改 銀星ノ抄」をプレイしよう)


どうでもよいけど、『紅葉鬼』に『薄桜鬼』と節分を間に挟んでいるにも関わらず、年明けから随分と鬼に縁がありましたが、どちらもオデコが全開のウィッグだったので今後は顔面をひた隠しにしていきたい。