吉田拓郎のリタイア宣言に感じたこと この一年を振り返る 

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会いたい!AAB ZEN

 まだマスクをしている。この状況が、まさか来年まで続くとは思いもしなかった。人間は何かどこかで対処方法を間違ったんじゃないだろうか。さらに今年は物価高が生活を直撃だ。これだって、今まで何かが間違っていたことが要因なんじゃなかろうか。とてつもなく悲惨な状況なのに、何となく諦めさせられているような感じがして(私だけかもしれないけれど)とても不愉快である。

 大みそかを目の前にしてもなぜだかそんな気分が全くない。感覚的にはまだ11月くらいだ。年末らしく、仕事も生活も様々に追い詰められているにもかかわらずだ。おかげで、年越しの準備が全くはかどっていない……。大丈夫か、俺。

 予感はしていたが、私自身を形作るピースの一部だった吉田拓郎が今年、リタイアを宣言した。武道館も行ったし1985年のつま恋にも行った。曲を聴くとあの頃の感情がまざまざとよみがえってくる。いや応なしに年を取ったことを実感させられた。来年は還暦なのだ。大丈夫か、俺。

 でも来年は新しいこともやってみようと思う。良い年になりますよう。ちなみに「サタナビっ!」は来年20周年を迎えます。

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