森保)
そうですね。はい、あの、次の2026年の監督が決まって、就任会見の時にも記者に、「代表戦を広島で?」ということは質問で受けましたし、協会の方も聞いてくださったので実現するかなと思いますね。

小林)
いかがですか、楽しみですか?

森保)
いや、楽しみですね。

●サッカーを…スポーツを通して、国と国、人と人はつながれる

森保)
そして広島は、世界に2つしかない、原爆の被害に遭った、被災地でもありますし、街の潤いももちろんですけど、日本全国、各地であったり、世界に、そこからまたサッカーを通して、いろんなスポーツであったりイベント通して、世界に平和を発信する場だと思いますので、代表戦があったときには、まずはスポーツとして楽しんでいただくということと、日本中、世界中の人たちに世界平和を発信できるような、そういうときがくれば、うれしいなと思います。

小林)
いま、戦争がウクライナで起こっていたり、さまざまな状況があるなかで、改めて、サッカーができる幸せというのは感じられますか?

森保)

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そうですね、サッカーをさせていただいて、平和があるからこそスポーツができる、サッカーができる、自分の好きなことができるということがあると思いますし、いま、(建設中の)スタジアムをみながらですけど、カタールのワールドカップで一番感じたことは、実は、サッカーの結果よりも、サッカーを通して、スポーツを通して、国と国、人と人が繋がれることをすごく感じました。

スポーツ、サッカーという競技の中で、ルールを守りながら、お互いをリスペクトして、歩んでいくっていうことであったり、価値観が違う国の人たちがサッカーを通して、すごく仲良くなれるんですよね。そこは、直接外に行く機会はなかったですけど、いろんな映像を通して、人と人って違う価値観なのに、こんなに仲良くできるんだっていうのは、ワールドカップの中で一番感じたことで、その映像を見ながら、他国の違う民族の人たちが仲良くしている映像を見ながら、ほんと世界から戦争であったり、争いごとで苦しんでいる人たちがいなくなるような平和な世の中になったらなっていうのはすごく感じましたね。

なのでスポーツで、人と人がつながって、国と国がつながって世界平和につながる輪ができるような、そういう貢献ができればうれしいなと思っています。

小林)
きょうはありがとうございました。