●建設が進むサッカースタジアム「広島の人にとって、潤いの場、活力の場に」
小林)
続いて、広島市で建設がすすんでいるサッカースタジアムの話です。せっかくなので今の様子を見ていただきたいのですが…。(映像をみてもらう)外郭が見えつつあるという感じです、いかがですか?

森保)
いやぁ、夢がありますね。本当に夢を持てるスタジアムだと思います。でも、その背景に見える、そこよりもっと画面の奥だと思いますけど、エディスタでもいろんな方が尽力してくださって、また、このスタジアムに夢をつなげてくださっているので、過去に尽力してくださった方をリスペクトして感謝しながら、また次の夢に向かえるというのは、広島素晴らしいなと思いますね。

小林)
以前から、サンフレッチェ時代からヨーロッパに視察なども行かれていましたが、サッカースタジアムにいま必要なものとか、なにか感ずるものはあったんでしょうか?
森保)
サッカースタジアムですけど、サッカーする場だけでないということ。365日稼働することは現実的には難しいかもしれないですが、サッカーだけでなくいろんな使い方ができるように、街の宝、シンボルとして、広島市民、県民のみなさんがいろんな使い方ができるということ、サッカーの試合を見に行くだけではなくて、そこに集まってコミュニケーションが生まれる、コミュニティーが作れるという場になってほしいと思いますね。
ヨーロッパでいろんなスタジアムを見させてもらったり、街の中にサッカースタジアムがあることの理由が、サッカーを見て非日常を味わう、日頃のストレスを発散する、一喜一憂、喜怒哀楽をそこでもう爆発させるっていうことと、サッカーを見た時に、友達であったり、関係性のある人と出会ったりして、コミュニティーがサッカーで作れている、スタジアムで作れているというのはすごく大きいことだと思いますし、サッカーの試合をしていないときも、会議の場であったり、運動する場であったり、そこでイベントがあってスタジアムに集まってきて、街の活性化をする、街の活気につなげていく、街に潤いを持たせる場だということは、いろんなスタジアムを見させてもらって感じてきているので、広島もサッカーで広島の街に潤いを、活力をというのはもちろんですけど、このスタジアムを有効活用して、サッカーをする、見る、関わる方だけではなくて、いろんな方に足を運んでもらって、その場が、広島市民、県民にとって潤いの場、活力の場になるといいなと思いますね。

●このスタジアムでも代表戦??
小林)
このスタジアムが出来た暁には、ぜひ代表戦もという話もありして…ということは、代表監督続投されるということでうかがっていますが、森保監督がまたこちらで舞い戻ってこられると笑?