森保)
社会科見学気分で(笑)、官邸に行かせていただいて日本のトップである岸田総理とお会いすることができて、ワールドカップでの選手たちのチームの健闘をたたえていただき、労をねぎらっていただけたのはすごく光栄なことだと思いました。

岸田総理には、実はワールドカップの前の、最終予選のときにも、官邸に一度呼んでいただいて、これからのワールドカップに向けての戦いも応援するからということで激励を受けて…そこでまた勇気を持って予選に臨めたというところもありますし、またワールドカップを経て、いろんな声をかけていただいてっていうことは、国のリーダーの方に応援してもらえてるということは、もう本当に喜びでしたね。広島つながり…いうところもあって(笑)

小林)
ノートの交換もされてましたね。あれは用意されて行かれてたんですか?

森保)
はい、官邸に行く前に、一応準備して「ノート交換もしよう」と言われていたので、持っていきました。

小林)
いただいたノートは、ずっと使ってらっしゃるのと同じ形の物ですよね?

森保)
私が使ってるあのノートと同じサイズのノートを岸田総理も使われていて、交換させていただいて、「これ使ってよ」って言われましたけど、使えないなと(笑)
飾っておきますっていう気持ちですけど、すごくありがたい気持ちになりましたし。岸田総理も国のトップとしてリーダーシップを発揮されている中では、本当にいろんな大変なことが起こって、気苦労もある中で、国を良くしようということで、闘われている方だと思いますので、自分自身にとってもエネルギーになりますね。

●ワールドカップを振り返って…

小林)
日本に帰って、ここまでの反響は想像されていましたか?

森保)
いや、想像してなかったです。私自身は、カタールのワールドカップで、やはりベスト8以上に食い込むということで、目標を立てて臨んだのでそこにも到達できなかったという私自身の思いがあるので、悔しさを持って日本に帰ってきましたけど、ワールドカップを見てくださった日本の方々が盛り上がってるというか、喜んでくださってるっていうのは、報道を通して見てましたけど、想像以上に反響があって、少しびっくりしているところであります。

我々が帰ってきて、そしていろんな方と会ってる中で、カタール・ワールドカップでは戦い方よかったよと、ありがとうって言われたりすることが多かったんですけど、我々は応援していただき、そして一緒に戦っていただき、ありがとうございますなのに、なんか逆だよなと思いながら、でもサッカーで…そしてスポーツで、日本の人たちが喜んでくださって、元気になってくださって、すごくのスポーツからそういう…国が一体になれるようなことをお届けできて、すごく嬉しいという気持ちです。

小林)
改めてワールドカップ、今回のカタール大会なんですが、まずおつかれさまでしたというところですが、監督にとってはどんなワールドカップでしたか?