なお、5月21日の放送では、「ハリーポッター全作一気見せ&名シーン本物選べ」と題し、映画『ハリーポッター』シリーズのストーリーをVTRで紹介。さらに6月13日の放送では、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989年)、『SING』(2017年)、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(19年)などハリウッド映画の映像が流れ、解答者がクライマックスや展開を予想していた。
「視聴者からは、『ただ映画のストーリーをなぞってワイワイやってるだけで、つまらない』といった酷評のほか、『ネタバレだ』と憤る声も出ています。というのも、13日に紹介された映画の中には、今年2月に日本公開されたばかりの『ゴーストバスターズ/アフターライフ』といった新しい映画も含まれていて、ほぼすべての“見せ場”を公開していたんです。そのため、『この映画、これから見ようと思ってたのに、一気に見る気失せた』『レンタルではまだ『新作』なのに、ここまで見せるなんておかしすぎる』『配給会社はOK出したんだろうけど、こんなにネタバレしたら作品の宣伝にもならないでしょ』と苦言が続出しています」(同)
そんな物議を醸している『クイズ!THE違和感』のリニューアルだが、その背景には、やはり視聴率の低迷があるようだ。
「同番組は3月7日のゴールデン帯2時間スペシャルで世帯平均視聴率3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、爆死状態。民放キー局の同時間帯で最下位が続いていて、名作ドラマやハリウッド映画の人気にあやかりたい状況だったのでしょう」(同)
大胆なテコ入れも空しく、「つまらない」という声が続出している『クイズ!THE違和感』。微妙な評判のまま、フェードアウトしてしまうのだろうか。