4日、Colaboがバスカフェを開催する新宿区役所前の広場へ。仁藤夢乃さんら、運営スタッフのみなさんからお話をうかがい、「声かけチーム」のアウトリーチ活動にも同行させていただきました。
家に帰りたくない、安心して過ごせる場所がない、今日帰る場所がない、食べ物がない、親に暴力を振るわれる、性被害に遭ったーーこうした中高生の居場所を提供するバスカフェです。
10代の女性向けに無料で食事や日用品が提供され、バスのなかにはコスメや冬物の衣類など所狭しと並んでいました。ほとんどは寄付によるもの。テントではwifiと充電が利用できるのも大事なポイントです。この日は18時から22時までに46人が訪れたそうです。
2018年10月に厚労省・東京都のモデル事業として始めてから、利用者は1300人に上ります。それでも行政の支援は、例えば韓国などと比べると桁違いに少ない。
歌舞伎町を「声かけチーム」と歩き、そういう視点で見ると、スカウトがこんなにいるのかと驚きます。そればかりか、女の子を「買う」つもりで立っているらしい男性の姿も。
10代、20代、若い女性の支援策が切実に求められていることを感じます。今後の取り組みに生かしたいことがいくつも生じた時間でした。


