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この紹介に伊集院は「新川さんから『吾輩は猫である』のざっくりしたところを聞いて、その本売れそうと思った」とその話に引き込まれていきました。

さらにプロ雀士としても活動していた新川さんと、麻雀の話に発展。伊集院がその活動から何を学んだかをうかがうと「理不尽さ。確率論で言えば絶対私がこれを上がれるのに、そういうことにならないんだよっていうところが、私が読者としてこの小説面白いって思ってもそのいつのまにか絶版になってるみたいなのってあるので、その厳しさとか、理不尽さの中でブレない心をいかに保つかみたいなメンタル」と教えてくれました。

「このミステリーがすごい!大賞を取るための傾向と対策は5つ」作家・新川帆立の語りに伊集院&竹内が引き込まれる

「このミステリーがすごい!」大賞になるために、傾向と対策を組み立て

新川さんは「このミステリーがすごい!」大賞に応募するにあたって、過去の講評から傾向と対策を分析。

曰く「一つ目が強いキャラを立てること。二つ目が派手にすること。三つ目が魅力的な謎をいくつか入れること。四つ目が新しい設定とか新しい素材を何かしら入れること。実は五つ目が大事かなと思って、これが物語の根底に現代的なテーマを入れること」
と明確に答え、伊集院と竹内は「すっごい本格的で明確!」と驚嘆。

特に先に新川さんが大賞を受賞した『元彼の遺言状』を読んでいた竹内は、伊集院が「首がもげちゃうんじゃないかっていうぐらい今の話に肯いていた」と言うほど、この話に納得!ミステリー小説でネタバレをしないという制約のもとで、この小説を読んだ興奮を言葉にできない言葉で伝えていました。

魅力的な語り口で伊集院と竹内をどんどん引き込んでいった新川帆立さんのお話でした!

◆1月19日放送分より 番組名:「伊集院光とらじおと」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210119100000

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