1999年、広島市で誕生した良菜さんは小学生になると次第に体が大きく。その理由は、両親や姉が体重100kg超えの体型だったため食事の量が多かったのだ。

さらに広島といえばお好み焼きだが、良菜さん家族ではなんと一人一鉄板！

小学校を卒業する頃には体重78kgになり、体型についていじられたのを気にして両親に打ち明けると「あいつら、うちらと違ってすぐ風邪引くぞ」 と父がフォローしさらに食べる理由を与えてくれていた。なので食欲は止まることを知らず！

思春期になると父親に反抗することもあったが、そうなると母と姉が必死に良菜さんを説得し、家族全員で毎週末のバイキングに行くのだった。

そして中学生で80kg、高校生で90kgに。そんな中、姉がダイエットに成功！好きな人ができダイエットをはじめて100kgもあった体重が半年で50kgまで減量したのだ。

すると姉から「あんたもさ、いつまで太ってんの？」とマウントを取られてしまった良菜さん。悔しくてダイエットを開始するも、母に「お姉ちゃん食べない分、いっぱい食べられるのに」と言われたことでダイエットは即終了。

高校卒業後、インドカレー屋さんのアルバイトを友達に誘われ、はじめた良菜さん。まかないが食べ放題でナンやカレーを爆食い。体重は96kgに。

そんなある日、彼女の運命が変わる！ 一緒にアルバイトをしていた友達が、突然のダイエット宣言をし、まかないを減らし始め1週間そのダイエットに付き合うことに。店のシェフに薦められた辛めのスープカレーを食べ続け、1週間で4kgも減量。

「普通にカレー食べて楽しく痩せられるの？」「 やっぱりお姉ちゃんみたいになりたい！」と強く思った彼女はついにダイエットに目覚める！

まかないでは毎回辛いインドカレーを食べ新陳代謝を上げ、それ以外もブロッコリーなど栄養バランスを考えた食事に。食欲に負けそうなときはスルメイカをしゃぶりながら頑張った。体重は約半年で46kgとなった。

現在の良菜さんは当時を振り返り「お姉ちゃんにマウント取られて痩せられたから今の自分がいて楽しいなって（思います）」と話した。