VBA-マクロのパスワード解除とは?(VBAProjectパスワードのこと)
マクロのパスワード解除とは、「VBAProject パスワード」の解除って意味ですね。
↓の画像で、赤枠で囲ってあるパスワード解除方法について、本記事では触れていきます。
簡単ですので、ちゃちゃっとやっていきましょう。
本記事でできること
本記事で紹介するコードでは、以下のことができます。
本記事で出来ること
EXCEL-VBAのVBAProjectパスワードを解除することができる。
使い方がやや特殊です。
そのため使用方法も記載しましたので併せて読んでおきましょう。
VBA-ユースケース
ユースケースは、主に3点かな、と。
ユースケース-3例
- VBAツールを引き継いだが、PWロックされているためメンテナンスが出来ない
- 過去に開発した自作VBAツールのPWを忘れてしまった!
- なんかしらの理由でVBAコード見たい
僕は、開発したVBAを利用者に渡すときに問題の切り分けができるように、
VBAにPWを付けて利用者に渡しています。
それでエラーが発生した時に、
自己解決してくれるなら良いんですけど、
大体はVBA開発者に手戻りが発生するんですよね。。。
だから、「自分のコードが悪さをしている」と断定できるように、
パスワードをつけるようにしています。
VBA-使用時の注意点
EXCEL VBAのパスワード解除は、開発者の「何かしらの意図」があって施されたものです。
よって、本コード利用者はすべて自己責任で対応ください。
VBA-PW解除コードの紹介(※コピペでOK)
EXCELのバージョンによって、使用するコードが若干異なります。
64bit版だとlongptrという変数を使用しています。
緩い感じですみません。
◆EXCEL-32bit版はコチラ
◆EXCEL-64bit版はコチラ
VBA-紹介コードの使用方法
本記事ご覧の方は、VBA開発者だと思いますので、省略気味で説明しますね。
使い方は、以下の通り。
簡単な流れ
- 新しいEXCELを開く(以下、Aファイルとする)
- マクロにPWが掛かったEXCELを開く(以下、Bファイルとする)
- Aファイル側にPW解除マクロコードをコピペ(適当な新規プロシージャに。)
- Aファイル側でPW解除コードを実行(実行するSub名:VBAProjectパスワード解除)
- Bファイル側のマクロPWが解除されている
VBA実行時の画面を貼っておきますね。
注意ポイント
尚、Bファイルを閉じてしまうとPWロックが復活してしまいますので、
もしPW自体を削除したい場合は、PWロック解除後に、
BファイルのVBE側で「ツール」→「VBAProjectのプロパティ」から設定されたパスワードを削除しましょう。
そうすればPW復活はしなくなります。
具体的には、以下のキャプチャの通りの状態にしてあげましょう。
慣れてしまえば、ササっとできてしまうと思います。
終わりに+ちょっとだけ宣伝(VBA-1週間学習記事を無料公開中)
今回はここまでとなります。
本記事が皆様のVBAライフを良い感じで充実させるものになっているのであれば、記事作成冥利につきます。
とは言っても、パスワード管理するのもメンドイですからね。。。
ちょっとだけ宣伝ですが、VBAを1週間で学習する記事も公開しています。
もちろん無料ですので、もしよろしければコチラもどうぞ。
本記事で紹介したPW解除コードも同様ですね。
もしVBA学習に迷われていたら、上記で紹介した記事をサラッと一読してみると、VBAを理解するキッカケができるかもしれません。
ちなみに、自分の記事ですが、ブックマーク登録してます。笑
「もし良ければ」という程度ですので、スルーして貰って構いません!
さて、ここまでの長文をお読みいただきありがとうございました
今後もNakamuraBlog(ナカログ)をよろしくお願いいたします。
おわり。