日々の業務からマーケットのダイナミズムを体感
現在の仕事内容
私は株式や株式に関連する金融商品のトレーディングデスクに所属し、国内外の金融機関やヘッジファンドなど多様な属性の顧客と日々取引をしています。私の所属するチームでは、その中でも株価指数先物、ETF、株式バスケット、エクイティ・スワップといった株価指数に連動する金融商品のトレーディングをメインに行っています。
所属するチームの主な役割は3つで、顧客に金融商品の価格を提示し相対取引を行うことで流動性を供給すること、市場に対して裁定取引やマーケットメイクなどを通じて流動性を供給すること、自己勘定で持っているポジションを管理することです。競争力のある価格を提示して案件を獲得しつついかに収益に繋げていくかが、トレーダーとしての腕の見せ所の一つだと思っています。
株式市場に一番近い立場の証券会社のトレーダーは、業務を通して株式市場のダイナミックさを直に体感できる興味深い仕事だと、日々感じています。
野村の若手だからこそ感じられる裁量と責任の大きさ
野村證券の特徴
野村には、若手に裁量を与えるという文化があると思っています。全新入社員合同の基礎研修、グローバル・マーケッツ独自の新人研修、トレーディングデスクでのOJT等の研修期間が終わって間もなく、実際にお金を動かしてトレーディングをしました。入社前に想像していたよりも早いタイミングでトレーダーとして独り立ちさせてもらえたことが嬉しかったのと同時に、若手を信頼して裁量を与えることは強い期待の表れである一方、大きな責任が伴うことも実感しました。
また、野村は人の育成も大切にしていると感じます。新卒社員を先輩社員がマンツーマンでフォローして仕事のイロハを教えて育てるシステムや、充実した研修制度、資格取得等への補助、自己研鑽を奨励する雰囲気などがその表れです。学びたい人がとことん学び、業務に活かせる素地があります。
最後に、当社の社員には自らがリーディングカンパニーの一員であり業界を牽引する存在であるという意識が根付いていると日々の業務を通して感じます。
このように、野村には優秀な先輩社員に囲まれて金融業界のプロフェッショナルへと成長できる土台があると考えています。
難局で意識する「証券会社の責務」
印象的だった仕事
非常に印象的だったのは、2020年3月のいわゆるコロナショックの相場です。この時期、新型コロナウイルスの初期の感染拡大により、日経平均株価は直近の高値から30%以上下落するなど、市場は大きな変動と混乱に直面していました。このような背景で顧客のアクティビティが非常に活発化しており、目の回るほど忙しい日々でした。
証券会社のトレーダーの仕事の一つは、相対取引で顧客に価格を提示することです。価格の変動が極めて激しい環境下で顧客に価格を提示し流動性を供給し続けることは非常にリスクが高く困難を伴いましたが、「これこそ証券会社の責務である」とチームで奮起し、競合他社が「価格を出せない」と断る中で当社は価格を出し続けました。その甲斐あり、顧客から「価格を出してくれたのは野村だけです。ありがとう。」とお客様から感謝の言葉と共に取引していただいた時、自らの業務の重要性とやりがいを強く感じました。