INTERVIEW
発想力を持って、多面的な提案を
広島支店
2012年入社
S.I
グローバル研修に
参加することになった
経緯を教えてください
三菱商事プラスチックは、グローバル人材育成のために、海外の語学学校への通学と海外親会社などでの実務研修を行っています。チャンスがあれば海外での経験をしたいと思っていた私にとって、研修参加の内示は願ってもないこと。参加する旨、即答し、2018年5月~2019年3月の11カ月間、私が30歳になる年にフィリピン(マニラ)で英語を学びました。
グローバル研修で学んだこと、
印象に残ったエピソードは?
実務研修では、フィリピンにおけるプラスチック市場の調査を実施。自ら現地企業にアポイントを取り、ニーズにマッチする商材を探し、実現可能性を考え、本社へ情報発信しました。
その中で発想力を持って、多面的な提案をする訓練ができました。例えば自動車のプラスチック部品を成形するプレスメーカーに対して、単に自動車部品用の樹脂原料を提案するだけでなく、他に同社が製造するプラ家具・プラパレット・食品容器など向けの原料を提案するなど。また、環境分野にはどの企業も関心が高いため、生分解性樹脂の理解を自分自身で最大限深め、提案を行なったこともあります。
メーカーの社員は販売先に自社製品を売ることが基本となりますが、商社では販売先が逆に購入元になることもあり、必ずしも一方通行な関係にならないのが面白いところだと改めて思いました。
プライベートでは、現地のダイビングサークルに入会。現地の人たちとの交流を通して、会話の相手が何を言いたいのかを掴む感覚は英語でも日本語でも、言語に関わらず有用なものだと実感しました。
研修での経験は
仕事にどう活かされていますか?
研修中、自分の意見を持つこと、意見の理由をなるべく明確に持つことを求められたことが、帰国後の仕事に活きています。また、海外で長期間生活してみると、その土地はもはや地元という感覚に。
現在の広島支店は異動4拠点目になるのですが、今後どこに行こうとも今自分のいる場所が自分のホームになるという感覚は持てる自信があります。異動がつきものの商社社員としての心の余裕ができました。
今後の目標を教えてください
現在はまだ仕事の裁量が限定的ですが、将来自分で決断するポジションになった際に困らぬよう、主体的に業務に取り組みたいと思っています。