タラノメを休耕田で 今春、収穫見込み 長野県林業総合センター、研究進める

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根を短く切ったタラノキ。3月に植え付ける=昨年12月、千曲市(県林業総合センター提供)

 県林業総合センター(塩尻市)が、春の山菜として人気のタラノメを休耕田で栽培する研究を進め、今春、初収穫を見込んでいる。農家の収入アップと中山間地の土地の有効活用の一助になり得る―と期待している。

 タラノメは落葉小高木タラノキの若芽。センターは2019年度、放っておくと高さ5メートルほどまでぐんぐん伸びるなど「扱いにくい」とされるタラノキの楽な栽培技術開発に着手。高さ約1メートルに育った木の根を…

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