■村木厚子さんご講演〜オペレッタ「メリー・ウィドウ」
おはようございます!
ゆっくり湯船に入るようにしてから、眠りの質が変わったような気がします。
昨日は、午前中、社協の配り物をして、よき時間で切り上げて東久留米市生涯学習センターへ。秋津駅から2駅、バスで3つめ。公共交通で行きましたが、快適、スムーズでした。
お目当ては、知的障害者の社会福祉法人である森の会主催の市民福祉講座に参加するためでした。
元厚労省事務次官、村木厚子さんの講演を伺ってきました。
テーマは「少子高齢化社会における地域作り〜共生社会の実現のために〜」
人口動態から始まり、消費増税を評価。(政治家の勇気を讃えていました)
児童相談所の相談件数は10倍、人員は3〜4倍。責めるだけではつぶれてしまいます、とさらり、市民教育。
拘置所にいた163日間の経験から、誰一人取り残さないとの思いで退職後に立ち上げた累犯服役者支援や若い子を守るプロジェクトの活動、多くの人々の支えと娘のためにとの強い思いで勝ち抜いたことなど、淡々と可愛らしい口調ながら、ムダのない的確な語の選択…90分間、全部素晴らしかったです。
たくさん名言がありましたが、心に残ったのは…
SDGsは、三方良し+未来よし、世界よし
平成は痛みを伴う改革、令和は前向きな改革(テクノロジーとグローバリゼーション、インクルーシブ)
スタートラインに立てない人がいる
貧困と格差 虐待 負の回転ドア
生活困窮者の共通点
複数の困難が重なっている
社会とのつながりが切れている
必要なものは
安心できる居場所、味方、誇り
居場所と出番
これからの時代に必要なのは
学び続ける
異なるものとつながる
まだまだありますが、一般質問にとりいれる予定なので秘密ですw
リンダ・グラットンは出しましたが、LIFEShiftや100年時代の話しはほとんどナシ、振り返るとカタカナはゼロ。この内容でカタカナゼロにするのは、実にすごい力だと思います。
本当に頭のいい人の話はわかりやすく、ひっかかりがなく、エッセンスが残る。
凄い人、しかも実践者でもあります。
感銘しきりでした。図々しく行ってよかった!
終了後、東久留米市の公明党の阿部りえこ議員と控室でご挨拶させて頂きました。
終了後、バスで武蔵小金井駅へ。夫様のお誘いでオペレッタ「メリー・ウィドウ」を楽しみました。150人の小さなホールで汗や歌声の響きが伝わる最前列。よかったです。
マスク配布、アルコール消毒、お見送りの握手ナシのコロナ仕様ながら、上質な時間でした。