福井健策 FUKUI, Kensaku@fukuikensakuネット上では断続的に、「トレパク」が話題になりますね。 時には人の絵などをトレースしたか否かだけに議論が集中して、トレースなら即アウト、してなければセーフ、という論調も見られます。念のために書いておくと、少なくとも著作権にはそんなルールはありません。Translate Tweet12:21 AM · May 3, 20229,473 Retweets169 Quote Tweets23.8K Likes
福井健策 FUKUI, Kensaku@fukuikensaku·May 3, 2022Replying to @fukuikensakuこの点、著作権法は模倣(パクリ)を一律で禁止している訳ではありません。 なぜなら、情報の模倣やそれに基づく創造、つまり二次創作は、人間と社会の発展にとって、かなり本質的な条件だからです。とはいえ、あまりにパクリ天国では困る。11,5393,672
福井健策 FUKUI, Kensaku@fukuikensaku·May 3, 2022そこで著作権が設けたバランスラインが、特徴的な表現の無断借用は禁止、その元にあるアイディアや、ありふれた表現の借用は自由、というものです。 トレースしても、それが個性的な表現の借用に至らなければセーフですし、トレースしなくても、個性的な表現を借りていれば原則はアウトです。11,7193,667
福井健策 FUKUI, Kensaku@fukuikensaku·May 3, 2022ただ、著作権は、どんなに似ていても偶然の一致は許すのですね。トレースが確認できれば偶然の一致はありえないので、「偶然じゃない」と言うためにトレースの存在を示すことはあります。 その場合でも、例えば誰が描いてもそうなりそうな、特徴のない描線をトレースしただけなら法的にはセーフです。11,2222,826
福井健策 FUKUI, Kensaku@fukuikensaku·May 3, 2022作風の模倣(パスティッシュ)が問題になることもありますね。 これは(狭い意味では)個別の作品ではなく、ある人の絵柄・モチーフの傾向やテクニックを真似たようなケースで、多くの場合はアイディアの借用レベルだと考えられます。よって著作権的にはセーフの場合も多いでしょう。19782,257
福井健策 FUKUI, Kensaku@fukuikensaku·May 3, 2022この辺り、自分も好きで色々なところで書いてきましたが、最近では裁判所がどの程度をアイディアの類似(セーフ)と考えて、どの程度だと表現の類似(アウト)と判断したか、アートの視点から裁判になったケースを整理した岡本弁護士のコラムが割と面白いです。kottolaw.com現代アートの見方・捉え方 - 『アイデア』と『表現』の境界線 岡本健太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Artsピカソは、マティスの作風をイメージして「黄色い髪の女」を描き、マティスは、ピカソの同作品を思って「夢」を描いたと言われています。2人の巨匠の関係性を示すエピソー11,3533,029
福井健策 FUKUI, Kensaku@fukuikensaku·May 3, 2022なお、これは法的なルールの話ですので、ある個人やコミュニティがそれとは別の意見を持つのは全く自由です。 ただ、紹介した「アイディア/表現」などは世界的に議論の積み重ねがあって発達してきたルールですから、少なくとも「なぜ人々はそれが良いと考えたのか」は理解して、議論したいですね。31,0392,439
福井健策 FUKUI, Kensaku@fukuikensaku·May 3, 2022そういえば、ネット史上最大の「パクリ」炎上といえる五輪エンブレム騒動を受けて、慶應大でした講演がこれです。もう6年になりますね。youtube.com『「パクリ炎上」とウェブ世論』福井 健策デジタルネットワークの進展は,誰もが情報の発信者でありメディアとなれる時代をもたらし,これまで一部の専門家のものだった著作権は全国民の関心事へと変貌した。「五輪エンブレム」「TPP非親告罪化」などのキーワードから,著作権とウェブ世論の新たな緊張関係を読み解く。◎ 本講演会は,多くのゲスト講師をお迎えして,教養とし...120355
えるふ@ココナラゴールドランク×台本×YouTube@elf_yukkuri·May 3, 2022Replying to @fukuikensaku福井さん、はじめまして 「知らなかった」じゃ済まないですからね 勉強しておくに越したことないです126
くま(もじのくまさん)。@Dousesuimasen·May 3, 2022Replying to @fukuikensakuまぁ正直、世の中には絵描きじゃない人の方が多いので、「明日は我が身」の可能性が皆無で気兼ね無く厳しく叩けるってのが大きいよなぁ(だから無断転載はさほど炎上しない)。147156
疲労感@good_Sloth·May 3, 2022Replying to @fukuikensaku(´・ω・`)模倣や参考を「パクリ」と呼べば一般民衆が好き勝手に私刑をしていいっていう風潮、マジでどうにかならんのかね 学校美術は技術論より先にその辺のリテラシーから教えるべきでは126
O次郎@O96657637·May 3, 2022Replying to @fukuikensaku法で判断するからややこしくなるんじゃないかなあ。あくまで論理としては正解だけど、要は「そんなパクりを受けても送りても歓迎しない」というだけの事でしょ。11
knsykjk@knsykjk·May 3, 2022Replying to @fukuikensakuなるほど,勉強になります‼︎ ありがとうございます‼︎ 当方頭が良くなく,確認したいのですが, 著作権の侵害が疑われ、偶然の一致を否定する手段として、トレースの有無を確認するのであり, トレースの有無自体が著作権の侵害の分け目になるわけではない という解釈で良いのでしょうか11983
たーさん@ririru411·May 3, 2022Replying to @fukuikensaku著作権を持つ人の利益を侵害してなきゃトレースか否かなんてどうでも良いのにね。心が貧しいやつの多いこと多いこと。3
はへづ@アバター販売・無料配布中@WaespO·May 4, 2022Replying to @fukuikensakuマジでしょうもないなと思うのが、曲のメロディが似てるとかコード進行が同じとかでパクリパクリ言い出すやつ337
ゴリラの腰掛け@JoeInuyama·May 4, 2022Replying to @fukuikensaku多くは、パクった側のクリエイターとしての矜持の問題で 外野が騒ぐ問題じゃないのよね (盗用や類似品で直接損害が出てる物は別として)16