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- aratusa
- アラトゥサ 【自動】[ar-atusa すっかり・はだかになる] 丸はだかになる、 丸はだかである、 (比喩的に)一文なしになる。 toy ka opitta eyyok wa epakutciki, eyku, ayne tane anak aratusa トイ カ オピッタ エイヨク ワ エパクッチキ、 エイク、 アイネ タネ アナク アラトゥサ 畑も皆売ってそれでばくちをし、 それで飲酒し、 そのあげく今は丸はだか(=一文なし)だ。 ☆参考 yaywente ヤイウェンテ 「かまどかえす」家の財産をすっかり失う、 家をつぶす。 ☞atusa アトゥサ {E: to lose all one's possessions.} (出典:田村、方言:沙流)
- oka 4
- オカ 【位名】[概](所は okake(he) オカケ(ヘ))(名詞句、 動詞句の後に置かれて)…の後、 …の(進んで行く)後ろの方、 時間的に後(空間・時間の線的な後)、 後の状況、 残された状況/状態。 tono oka sikkasma トノ オカ シッカシマ 殿の跡をつぐ。 sinrit oka wente シンリッ オカ ウェンテ [先祖・の後・を悪くする] 親たちが死んだあとかまどを返した(財産を使い果たした)。 oka an オカ アン …が終わる。 ipe oka an イペ オカ アン 食事が終った。 ☆参考 siyoka シヨカ [< si-oka] 自分の後ろの方。(S) {E: behind.} ⦅テープ⦆ (出典:田村、方言:沙流)
- yaywente
- ヤイウェンテ 【自動】[yay-wen-te 自分・だめになる・させる]「かまどかえす」(=破産する)。 (出典:田村、方言:沙流)
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萱野 茂『萱野茂のアイヌ語辞典』1996年 ©萱野れい子
田村すず子『アイヌ語沙流方言辞典』1996年 ©田村洋一