東京都の監査
東京都の監査について
東京都議会では監査はどうなっているのでしょうか?
調べてみました。
なんと
過去10年間で東京都に都民が提出した住民監査請求は162件
そのうち監査を実施したものはわずか14件でした。
東京都の住民監査請求について、
中村ひろし都議(三鷹市選出、立憲民主党)が総務委員会で質問しています。
東京都議会の総務委員会の速記録第20号(令和2年11月12日)
https://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/general-affairs/2020-20.html
これによると
都の監査
2010(平成22)年度から2019(令和元)年度までの十年間で
都民が提出した住民監査請求は162件
しかし、そのうち監査を実施したものはわずか14件
この、監査を実施した14件のうち、勧告を行ったものが1件、
請求を棄却したものが13件 でした。
都民が多くの時間を使い、調査して住民監査請求を提出しても、都監査委員が勧告を出したのはわずかに1件だけでした。、
監査実施せず、却下したものは146件、取り下げられたものが2件
つまり、監査を実施せず、90%以上却下していることがはっきりしました。
具体的な例を見てみましょう。
東京都監査事務局のHPで
2018(平成30)年度の住民監査請求の監査状況を見ると、8件すべてに「監査実施せず(却下)」と記録されています。
住民監査請求結果(平成30年受付分) (tokyo.lg.jp)
https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/zyuuminkansa/zyuuminkekka/30/index.html
この監査をしている、東京都の監査委員は5名です。
東京都監査委員の紹介 (tokyo.lg.jp)
https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/kansazimukyoku/kansaiinjyoho.html
代表監査委員は茂垣之雄監査委員です。
芝垣氏は・警視庁生活安全部長 退職(平成29年2月)後、令和元年12月から監査委員に就任しています。
議員から選任された監査委員に杉並区の早坂義弘都議が就任しています。
では監査委員の報酬はどうでしょうか?
東京都監査委員の給与等に関する条例 (metro.tokyo.jp)
http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g101RG00000240.html
(給料額及び報酬額)は、代表監査委員月額86万2千円 議員から選任された監査委員は月額23万7千円となってます。
第二条 人格が高潔で、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を有する者のうちから選任された監査委員(以下「識見監査委員」という。)で常勤のものの給料の額は、次のとおりとする。
一 代表監査委員 月額 八十六万二千円
二 その他の監査委員 月額 八十四万六千円
2 識見監査委員で非常勤のものの報酬の額は、月額四十二万九千円とする。
3 議員のうちから選任された監査委員(以下「議員選出監査委員」という。)の報酬の額は、月額二十三万七千円とする。
住民監査請求を提出した都民は、監査が実施されない、或いは監査結果を不服として、やむなく裁判を行っています。
多大な時間と費用が個人にかかっています。
それに対して、監査委員には高額な給料や報酬が税金から支払われているのです。
税金の使い方について厳しく問われなければなりません。
特に困窮者が増えたコロナ禍の現在では、みんなで考える必要があります。
更に、監査委員はそれぞれの地域の住民の思いを真摯に受け止めるべきです。
東京都議会では監査はどうなっているのでしょうか?
調べてみました。
なんと
過去10年間で東京都に都民が提出した住民監査請求は162件
そのうち監査を実施したものはわずか14件でした。
東京都の住民監査請求について、
中村ひろし都議(三鷹市選出、立憲民主党)が総務委員会で質問しています。
東京都議会の総務委員会の速記録第20号(令和2年11月12日)
https://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/general-affairs/2020-20.html
これによると
都の監査
2010(平成22)年度から2019(令和元)年度までの十年間で
都民が提出した住民監査請求は162件
しかし、そのうち監査を実施したものはわずか14件
この、監査を実施した14件のうち、勧告を行ったものが1件、
請求を棄却したものが13件 でした。
都民が多くの時間を使い、調査して住民監査請求を提出しても、都監査委員が勧告を出したのはわずかに1件だけでした。、
監査実施せず、却下したものは146件、取り下げられたものが2件
つまり、監査を実施せず、90%以上却下していることがはっきりしました。
具体的な例を見てみましょう。
東京都監査事務局のHPで
2018(平成30)年度の住民監査請求の監査状況を見ると、8件すべてに「監査実施せず(却下)」と記録されています。
住民監査請求結果(平成30年受付分) (tokyo.lg.jp)
https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/zyuuminkansa/zyuuminkekka/30/index.html
この監査をしている、東京都の監査委員は5名です。
東京都監査委員の紹介 (tokyo.lg.jp)
https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/kansazimukyoku/kansaiinjyoho.html
代表監査委員は茂垣之雄監査委員です。
芝垣氏は・警視庁生活安全部長 退職(平成29年2月)後、令和元年12月から監査委員に就任しています。
議員から選任された監査委員に杉並区の早坂義弘都議が就任しています。
では監査委員の報酬はどうでしょうか?
東京都監査委員の給与等に関する条例 (metro.tokyo.jp)
http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g101RG00000240.html
(給料額及び報酬額)は、代表監査委員月額86万2千円 議員から選任された監査委員は月額23万7千円となってます。
第二条 人格が高潔で、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を有する者のうちから選任された監査委員(以下「識見監査委員」という。)で常勤のものの給料の額は、次のとおりとする。
一 代表監査委員 月額 八十六万二千円
二 その他の監査委員 月額 八十四万六千円
2 識見監査委員で非常勤のものの報酬の額は、月額四十二万九千円とする。
3 議員のうちから選任された監査委員(以下「議員選出監査委員」という。)の報酬の額は、月額二十三万七千円とする。
住民監査請求を提出した都民は、監査が実施されない、或いは監査結果を不服として、やむなく裁判を行っています。
多大な時間と費用が個人にかかっています。
それに対して、監査委員には高額な給料や報酬が税金から支払われているのです。
税金の使い方について厳しく問われなければなりません。
特に困窮者が増えたコロナ禍の現在では、みんなで考える必要があります。
更に、監査委員はそれぞれの地域の住民の思いを真摯に受け止めるべきです。
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