グラスウールと発泡ウレタン|断熱材はどっちがいい?
2020.10.14 カテゴリー:楢崎 隆也
こんにちゎ^^
住宅コンサルタントのならざきです!
フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。
住宅展示場や完成見学会に訪問したことのある方は、「我社は断熱材に〇〇を使っています」などというセールストークを聞いたことがあるかもしれませんね。
暖かいお家をつくるためには、断熱材が重要なんだな、と何となく分かっても、どんな断熱材がいいの?という疑問を持たれる方も多いかも知れません。
グラスウールと発泡ウレタン|断熱材は何がいい?
冬場だけでなく、夏の暑さにも大活躍してくれる断熱材ですが、その種類や価格、施工方法など様々です。いずれにしても断熱材は、外部気温の影響をできるだけ抑え、季節を問わず快適な室内空間を実現するための必須アイテムで、当然、フィックスホームのエコ住宅でも断熱材を使用しています。
そこで今回は、全国的にも仕様頻度の高い、そしてフィックスホームのエコ住宅でも採用している、グラスウールと発泡ウレタンの2つに絞って詳しくお伝えをしたいと思います。
熱の伝わり方とは?
断熱材の仕組みについてお伝えする前に、どのようにして熱は伝わるのかをお話ししておきます。熱が何によって運ばれるかで大きく3つのパターンがあります。
「伝導」:物質により熱が運ばれる現象。物質により熱の伝わりやすさ(熱伝導率)が異なり、気体<液体<固体の順に大きくなる。鍋を火にかけると熱くなったり、氷を入れたコップが冷たくなったりするのも(熱)伝導によるものです。
「対流」:温度差によって生じた流体(液体や気体)により熱が運ばれる現象。お風呂を沸かすと上の方が温かく、下の方が冷たいが次第に全体が温まるのも対流によるものです。
「輻射」:放射線により熱が運ばれる現象。焚火やハロゲンヒーターが暖かいのは周りの空気を温めているのではなく、輻射熱が直接体に届いているためです。
熱は高温側から低温側に伝わり、両者の温度が等しくなるまで続きます。これを熱平衡といいます。
「グラスウール」のメリット・デメリット
断熱材業界でも、圧倒的な販売量を誇るのがグラスウールです。グラスウールはガラス繊維で作られた綿状の素材です。住宅業界で今、最も普及している断熱材です。
メリットとしては、安全性・耐久性・耐火性が高いことが知られています。そして、コストパフォーマンスにも優れています。「同じ断熱性能を得るために必要なコスト」を他の断熱材と比較すると圧倒的にグラスウールが安くなります。また、原料となるガラスはリサイクルされていることもあり、地球に優しいエコな断熱材でもあります。
デメリットとしては、防水性が低いことが挙げられます。それと関連してか、結露を起こしやすいと言われることもありますが、それは少し語弊があります。結露が起こるのはグラスウールだからではなく、正しい施工が出来ていないことがほとんどです。ここは施工する職人の腕が大きく関わってきます。
「発泡ウレタン」のメリット・デメリット
グラスウールとよく比較される断熱材として、発泡ウレタンがあります。初めから、板状に加工されたタイプと吹き付けてからモコモコと膨れ上がる充填式があり、充填式は1液性と2液性があります。
1液性はホームセンターなどでもスプレータイプのものが売られていますので、個人の方でも気軽に利用ができます。その一方、2液性のものは専用の資格を持った職人さんでないと扱うことができません。
メリットとしては防水性・断熱性能が高いことが挙げられます。グラスウールと違って、多少の水濡れでも性能は落ちません(そもそも断熱材が濡れること自体が問題ではありますが)グレードにもよりますが、一般的に同じ厚みのグラスウールに比べ、断熱性能が高いです。また壁の隙間を発泡ウレタンで埋めるので、気密性や防音効果が期待できます。
デメリットは価格が高い・耐火性が低いことが挙げられます。また、施工環境の管理も重要になってきます。極端に暑い日や寒い日など、温度や湿度をしっかり管理していないと施工不良に繋がります。
最後に「グラスウール」と「発泡ウレタン」はどちらが良いのか?
結局、どちらの断熱材が優れているのか。発泡ウレタンにせよ、グラスウールにせよ、どちらもメリット・デメリットがあることと、それぞれの住宅会社により、価格や施工技術に違いがあり得意、不得意があります。
更に断熱材は、家が仕上がってしまえば、ほとんど目にする機会も少なくなります。どの断熱材を使うかということよりも、結局のところは、冬に暖かく、夏に涼しく過ごせれば問題がない訳です。一方的に「断熱材は絶対これがいい!」と言い切ること自体がウソになりますので、そのようなことを言う営業マンに出会ったら注意してください。
これらを理解した上で、家づくりを依頼する会社がどちらを得意としているのかを確認し、満足いくお家づくりを進めていただければと思います。
ハウスメーカーや工務店では、主に使用する断熱材は決まっていることが多いため、どうしてもこの断熱材が良い!と考えている方は、その断熱材を使っているハウスメーカーや工務店を探しましょう。ちなみに、フィックスホームのエコ住宅では、グラスウールと発泡ウレタン(吹付)を採用しています。気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。
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それでは、また~^^/
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