米グーグルは2日、人工知能(AI)に関する発表会を開き、1千言語に対応するAI開発の取り組みを公表した。AI分野は米IT大手の主戦場となっており、この日は文字情報から動画を生成する機能など最新のAI技術も披露した。 1千言語対応への取り組みの一環として、同社はすでに400言語以上で音声に対応するAIを開発。世界には7千以上の言語があるとされるが、アフリカなどの話者人口の少ない言語では母国語でネット上の情報にアクセスできない人も多く、対応言語を増やしていくという。 グーグルはまた、インドとバングラデシュで提供してきたAIを使った洪水被害の予測システムについて、南米やアフリカ、アジアなど新たに18カ国で提供すると発表した。 この日の発表会では、文字情…