日本が苦労して開発したブランド果物が海外で勝手に栽培されている事例が後をたちません。一房平均で1万円もする“高級ぶどう”「ルビーロマン」の海外流出疑惑を追いました。

■「1房150万円」のブドウが韓国に流出 日本の高級ブランド果物が危機に

ブランド桃「とろもも」。高いもので、一個200万円と、まさかのお値段。

作り手に会いに行きました。福島の桃農家、古山浩司さんです。値段の秘密は、糖度にありました。

桃農家 古山浩司さん「実は赤い部分よりも、白い部分の方が糖度は高い」

一般的な桃の糖度は、11度から14度ですが・・・

古山さん「21.1度なので1個5万円になります」

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国山ハセン キャスター「1個5万円!」

糖度で値段を決めているのです。皮ごといただくのが、おすすめ。

国山キャスター「美味しいですね。今まで食べたことないです。こんなに歯ごたえと甘さがあって」

これまでの最高糖度は、40.5度。土づくりにこだわることで、驚きの糖度を実現しました。

古山さん「ブランドをまず作ることが、とんでもなく大変なので」

5万円の桃だけでも、今年、30個ほど売れました。ブランド化によって、売上は4倍に。

2玉300万円の夕張メロン。地元の会社が競り落としました。

夕張市の会社 社長「甘くて、今までにないようなメロンだったものですから」

こちらの、でんすけすいかは1玉50万円。そして・・・

「150万円!」

人呼んで、世界一高価なブドウ、石川県のルビーロマンを観光の起爆剤にと、150万円で買ったのは、石川県内の旅館でした。

日本の高度な技術が生んだブランド果物ならではの、ご祝儀相場。ところが・・・

石川県 馳浩知事「大変、残念に思います」

ルビーロマンが韓国に流出していたことが、2022年、明らかになったのです。

しかも、韓国だけにとどまらない可能性も浮上しました。日本ブランドの危機か。その行方を追いました。