安倍晋三元首相銃撃犯の半生に迫ったフィクション映画「REVOLUTION+1」(24日公開)の完成版が13日、都内で初お披露目され、足立正生監督(83)や主演俳優・タモト清嵐らが国内外メディア向けの記者会見を行った。
同作が未完成のまま緊急初上映されたのは、9月下旬の安倍元首相国葬前日。そのとき足立監督らとトークイベントを行ったのが、先月末に八王子の都立大キャンパスで切り付けられた社会学者・宮台真司教授(63)だ。
宮台氏のイベント出演と襲撃事件の因果関係について、足立監督は「関係あるでしょう。国葬反対っていうことをイベントのテーマにしてるわけですから…」とコメント。ただ足立監督によると、宮台氏は「社会のマズいことについて、あるいはマズいと思う発言については、あたり構わず批判してケンカを吹っかけてきてたわけで、どっから攻撃されても当たり前」と言っていたとのこと。
足立監督が10日に宮台氏と話したとき、襲撃されたことより「警察発表が『命に別状ないけど重傷である』と言ったことにずいぶん怒ってた」とか。切り付けられた箇所は耳の後ろや背中、足だったことから、殺意はあまり感じられない。
足立監督は「つまり言論を封じようとした、あるいはケンカして回る(宮台氏の)行動を阻止しようとしたってのは非常に明確なわけで、僕に言わせれば、命を失ったら警告の意味がないから、そういう仕方をしたプロフェッショナルの起こした事件だとみてる」。
警視庁は12日、容疑者とみられる男の防犯カメラ画像を公開し、公開捜査に切り替えた。当の宮台氏は、2度にわたる計6時間の手術を受けるも、7日に退院。足立監督が「(来年)1月10日以降になったら(中略)イベント上映とかいっぱいあるから一緒にやろう」と誘ったら、宮台氏は「ぜひ! そっから復帰する」と張り切っていたそうだ。






