問題ブログ主の正体 住んでいる団地を直撃してみると…
弁護士らへの大量懲戒請求をあおったとされるネトウヨブログ「余命三年時事日記」の筆者は「三代目B」とされている。
ブログ内の設定では初代ブログ主は2013年12月に死去したことになっている。以後、プロジェクトメンバーによって引き継がれ、遺族から提供された遺稿などを掲載していたという。当時から一部のネトウヨの間では人気があった。
三代目に引き継がれたのは15年5月のこと。なぜか三代目にはAとBの2人がいる。Aはピンチヒッターだったらしくすぐに姿を消した。ブログが脚光を浴びたのは三代目Bになってからだ。
きっかけは同年7月に在日コリアン全員が強制送還されるというデマをこのブログが中心となって流したことだ。在日コリアンを見つけたら入管に“通報”するようにというとんでもない呼びかけをしたのだ。以来、知られた存在になる。
同時に、大量告訴・告発や弁護士大量懲戒請求といった活動が活発化する。ブログ主に言わせると、行動の多くは「朝鮮人から日本を守るため」だという。首相官邸に対する大量メール送りつけなどもやっていた。