杉田水脈とカランコエの花
やっと、やっと杉田水脈が更迭された。
やっと、だ。
なんぼ遅いねん。
こいつほど嫌いな人間は、そうそうはいないが、中でも貴社に囲まれて電話かけるふりで逃げた場面とか、鼻で笑うようにいなしていた場面とか、本当にメスクソ豚。
オマンコが付いているだけの女である。
ところで、おたく、生産性、あるんすか(笑)。
相当なお歳だそうですが。
上がってるんでしょうに(笑)。
なんてな。
まあ兎にも角にもこういう差別主義者は、見ているだけで気持ち悪い。
早々に退場を。
で、今後撤回しないとか。
信念に基づいているからとか。
まあ、それは個人の勝手ですわな。
公に向けて、言語化しなかったら、いいとは思いますよ、水脈ちゃん。
そうそう、こういう人もいたよな。
自民党会合でLGBTに関して「生物学的に自然に備わっている『種の保存』にあらがってやっている感じだ」と差別的な発言をし、大炎上した簗和生。
これを受けて『カランコエの花』中川駿監督がハッシュタグ「#自民党LGBT差別発言の撤回謝罪を求めます」と共にVimeoにて無料限定配信したという。
その「カランコエの花」、素晴らしい視点だと思う。
ただ、このなかに、ちょっと「うんっ??」と思うこともあるのも事実で。
あまりうまくは言えないけど。
黒板に突如書かれた「小牧桜はレズビアン」という言葉を見て、小牧桜(有佐)が同性愛者であることを知っている一ノ瀬月乃(今田美桜)が、「桜はレズビアンじゃない」と文字を消す場面。
書いたのは小牧桜本人。
彼女を無意識にかばったんだ。
ただ、よく考えてみる。
それを消す行為は「存在、アイデンティティの否定」であり、月乃がよかれと思ってやった行為が、逆に桜を痛めつけたという、最悪の結果を生むことになってしまうのだが。
このあたりの微妙な描写、どうとらえたらいいのか。
悩んだ。
と同時に、月乃自身の中にも隠された蔑視感、というか、いまいち理解できないというもやもやした状態が、確実に存在しており、自身はそれをあまり認識できていないようにも、強く感じた。
突然そんなこと言われても、知ってしまっても、困惑するよね。
予備知識もなく、いままで自分で感じたことのない、触れたことのない感覚や感情だったとしたら、それが、いわゆる「普通の反応」というやつなのかもしれない。
ただ、そこからスタートさせて、そして理解へとつなげようという流れが、一番自然なのではと思う。
自分は昔、十代の頃、いい年したおっさんに迫られ困惑したことがある。
ああいうことがあるんだとショックだったし、その後も何度か迫られ、頑なに拒絶する度に、その都度、平謝りされ「もういやらしいことはしないから」誰にも言わないでくれ嘆願された。
その時の正直な感情を記すと、「絶望的嫌悪」である。
今でも拒絶の姿勢に変わりはない。
が、あの頃よりも、そういう人がいる、そういう感情もある、それが普通なんだなということは、よく理解できているつもりだ。
その上での、拒絶。
いまだに。
これは水脈ちゃんの言葉を借りるまでもなく(笑)、代えがたい信念だ。
さて、映画に戻ると、もう一点、すごく気になることがある。
この中で描かれているポンコツ教師像は、あえてそのポンコツっぷりを逆説的にあぶりだすための意図があったか、なかったのか、である。
あったのであれば、あっぱれ。
なかったのであれば、こんな凶悪な教師像を謝って神格化するという、現場での愚行に直結しないかが心配。
そう、かなり不自然に、相当わざとらしく、絶妙最悪タイミングでLGBTの講義を行った教師のへぼっぷり。
このタイミングで、そいうことすると、何が起こるか、どういう騒動が起こるか、想像する知能がないわけだな。
やらかしましたな。
で、最悪なことに、実際に講義が要因となり差別が発生すると、一転自己保身のために生徒を悪人にしはじめる。
見事な変わり身だこと。
応援迄つけて。
最低だ。
当事者へのケアは、勿論する。
非当事者には「差別は悪だ」という理論を押し付け、責任転嫁する。
でもそれがもとで騒ぎが起こると、自己保身に終始して、何もなかったことにしようとする。
考えてみれば、古今東西、学校現場で、ごく日常的によくみられてきた光景。
ここに、いまだかって、情報を通じて自分の思考を組み立てさせ、他者との関係を構築するという視点はゼロなのだ。
自分が中学時代から、ずっとこのありさまか?
残念っっ!!!
まずは、先生が、そういうトレーニングを積むべきであろうかと(笑)。
隗より始めてね。
風の歌を聞け
若かりし小林薫が出ていたことを最近知った。
真行寺君枝が相手役か。
村上春樹的には、この映画はどうやら「なかったこと」になってるっぽい(笑)。
原作は初期村上春樹三部作の中の最高傑作の誉れ高い。
さて小林薫といえば同姓同名、漢字も同じで、奈良のロリコンサイコパスがいてる。
迷惑だろうなあ、薫さん。
小林薫死刑囚が起こした「奈良小1女児殺害事件」は、2004年11月17日、奈良県奈良市で帰宅途中の小学1年生の有山楓ちゃんが誘拐された後、殺害・遺棄された凶悪な誘拐殺人事件。
過去に何度も児童を対象にした強制わいせつ事件を起こしており、「奈良小1女児殺害事件」の裁判では死刑判決が下され2013年に既に執行。
家宅捜索の際には、小林薫の自宅から100本近い幼児ポルノのビデオや雑誌、さらに盗んだものと見られる女児の下着や衣類、水着など約80点などが押収されたという。
筋金入りだ。
逮捕後に行われた鑑定の結果、“ペドロフィリア(小児性愛者)”との診断が下されているのは当然。
てか、このケダモノを治療もせず、所在確認もそこそこに、野に放っていたということが、恐ろしすぎる。
人権を考えながらも、再犯防止にどれだけ尽力していたのかといえば、非常にいい加減だったと思う。
起こるべくして起こっちまった。
小林薫 死刑囚の最期の言葉。
つまり死刑執行のために部屋に呼びに来た担当員に対しての返答。
「ふ、ふ、風呂とちゃうんか?…」
ベスト・アルバム賞
1979年(昭和54年)第21回 日本レコード大賞
ベスト・アルバム賞
「TEN・ナンバーズからっと」 サザン・オールスターズ
1980年(昭和55年)第22回 日本レコード大賞
ベスト・アルバム賞
「逆流」 長渕 剛
「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」 イエロー・マジック・オーケストラ
「ムーン・グロウ」 山下達郎
1981年(昭和56年)第23回 日本レコード大賞
ベスト・アルバム賞
「We are」 オフコース
「水の中のASIAへ」 松任谷由実
「ロング・バケイション」 大滝詠一