都議会民進系2会派、合流し「東京改革」に 小池支持前面に
東京都議会の民進系2会派は14日、両会派が合流して新会派を設立したと発表した。旧民主党の「都議会民進党」14人と旧維新の党の「民進党都議団」4人の計18人が合流した。新会派名は「民進」の看板を外して「東京改革議員団」に変更し、小池百合子都知事が掲げる「東京大改革」に似た名称にした。小池氏支持を鮮明にして、7月の都議選での集票につなげたい考えだ。
新会派の幹事長に就く尾崎大介都議は14日の記者会見で「改革を阻んできた自民党に対峙していくため、小異を捨てて大同につく」と述べた。「都議会生活者ネットワーク」の3人や無所属議員にも新会派への参加を呼びかける。
会派名から「民進」を外したことについて、民進党都連幹部は「それぞれの都議が都議選で生き残るためには仕方がない」と話す。