都内初 「ラムサール条約」に登録 葛西海浜公園[2018/10/20 09:37]
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東京・江戸川区の葛西海浜公園が水鳥の生息地として重要な湿地を保護する国際的な条約「ラムサール条約」に都内で初めて登録されました。
東京都や江戸川区によりますと、「都立葛西海浜公園」は三枚洲と呼ばれる干潟が広がり、多くの魚介類が生息していて、カモなどの渡り鳥の飛来地となっています。特に「スズガモ」や「カンムリカイツブリ」と呼ばれる鳥は、アジアに生息する個体群の1%以上が飛来してきていて、国際的にも重要な生息地となっています。こうしたことから、都や江戸川区が協力して国に働き掛け、18日、都内で初めて「ラムサール条約」に登録されました。宮城県南三陸町の「志津川湾」も新たに登録され、これで国内で52カ所の湿地が登録されました。