●【内なる進化のエネルギー】 ある種の下等動物に驚異的な、むしろ神秘的とも言える特殊な本能的行動が見られるのを知っているだろう。そのように下等動物に文句なく驚異的能力を認めている当の専門家も、人間の場合のそうした実例には不信と疑惑の目を向けるのである。
●その頃私は、自分がどんどん成長する赤ん坊に似ていると思ったものだ。
●チャクラとか蓮華という観念を古代の導師たちが抱くようになったのは、おそらくクンダリニーが覚醒すると「神経叢が発光」し、それが光の束を軸として「回転する円盤」あるいは満開の蓮華に奇妙に似てくるからに違いない。
●【二度目の試練】 私は神経という神経全てを伝わって、比較しようのない喜悦感が爪先や指先から、手足や身体のあらゆる部分から、脊髄に向かって走り抜けるのをはっきり感知しした。ネクターが頭頂もしくは脊髄に沿った下部神経叢へ流れていくに連れ、必ず筆舌に尽くしがたい極めて精妙な恍惚感が生まれるが、その激しさは、オルガスムの快感の幾層倍にも達する。
●【新たな飛躍】 私は、周りの大量の水と混じり合うことなく、透明な存在の大洋に汚されることなく浮いている意識ある「一滴の雫」のように、確かに自分は肉体の中に閉じ込められた一点の意識でいながら、その障壁を難なく通過し、実相の世界と直接交流し合っていた。
●段々落ち着かなくなり、ついに生まれて初めて作詞をしたいという気持ちが湧いてきた。ともかく毎日数時間紙に詩句を書き連ねる仕事に没頭した。
●【生命の海】自分の肉体、自分の座っている椅子、部屋、外の芝生、宇宙空間、そうした具体的なものが、現に実在し、相互に「交叉浸透」しあって、あたり一面に満ち満ちている「存在の大海」の中で、極めて儚い「影の薄いもの」のように思えたのである。
●絶え間なく揺れ動く現象世界が舞台の背景に移行し、大きく強くうねる生命の大海に漂う気泡の、薄く壊れやすい膜のように見えていた。無限に大きい意識の太陽の前にある、極めて稀薄な「蒸気のベール」が現世なのである。
●私はドイツ語を習ったことも、本を見たことも、会話を聞いたこともなかったが、私はその言語で詩を書こうとしていた。ドイツ語の次はフランス語とイタリア語になった。それからサンスクリット語、次はアラビア語になった。
●【覚者と現実】 私は毎日のように意識の大海原に没入していく経路を発見した。私は自分の中に見出した無限の財宝に驚嘆するばかりだった。
●私は新たに見つけた意識下の存在に魅せられてしまい、瞑想三昧の生活を打ち切ることはできなかった。夜ほんの数時間、不規則な睡眠をとる間を除いて、瞑想に耽りたいという気持ちが一日中私を捉えて離さなかった。
●私が役所に通っていたのは、自分の選択や意志からというより、習慣の力からだった。私はついに長期休暇の手続きをとった。自由になりたかった。
●私にますますはっきりと分かってきたことは、我々個々人は、巨大な生物の個々の微小な「細胞」と同じで、世界に現にある悲しみや悲惨を共有しているのに、個々の細胞は自分と他の細胞を区別している「自我の壁」のために、そのことを悟りきれないでいるということだった。
●【至高意識の回路】 私が自分自身で分かる顕著な変化は、自分の中に至高感覚という新しい通信回路(コミュニケーション・チャンネル)が出来上がったことである。
●私が確信するのは、神秘体験や超越的知識は天性が伸びるのと同じで、極めて自然に人間に現れてくるのであって、そうした体験や知識を得るには、正常な人間行為を著しく逸脱する必要は全くないということだ。
●25年に渡る私自身の経験からいうと、人体組織は、主として生殖器から供給されるエネルギーに依存する、脊椎下部の驚異的な装置の活動が示す方向へ向かって進化しつつある、という結論にどうしても落ち着くのである。
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