北海道内各地で暴風雪 ソーラーパネルが飛ばされたり電柱が折れる被害も 道東や道北で停電発生
2022年12月23日 12:22 掲載
発達した低気圧の影響で23日の北海道内は道東を中心に大雪となりました。
雪道でのスリップ事故やソーラーパネルが飛ばされる被害のほか停電などが発生しています。
屋根には雪がこんもりと積もり住宅の壁も真っ白に。
宗谷からオホーツク地方では雪と風が強まり猛吹雪となっています。
午前11時までの24時間降雪量は遠軽町で12月として1位となる81センチを記録しました。
■櫻井靖大記者レポート(帯広市より):「一夜にして住宅街のいたるところに除雪でできた雪の山ができました。そしてこちらすごいです、3メートル以上でしょうか大きな雪の山ができています。」
■帯広市民:「重たいです本当に湿ってて。重いので腰が心配」
■櫻井靖大記者レポート(幕別町より):「電柱が倒れていて、道路をふさいでしまっています。」
幕別町では突然、電柱が倒れました。
雪の重みが原因とみられています。
また、倒木で電線が切れるなどして道東や道北を中心にいまもおよそ5000戸で停電が発生しています。
最大瞬間風速42.7mを記録したえりも町では、太陽光発電施設のソーラーパネルが風で飛ばされ、車のフロントガラスや建物に当たる被害がでました。
スリップ事故も相次ぎました。
このうち札幌市東区ではけさ、軽乗用車が信号機の支柱に衝突したあと、後続のトラックが電線に引っ掛かりほかの電柱4本を倒す事故がありました。
あすにかけても道北を中心に大荒れとなる予報で気象台は大雪や見通しが全くきかない猛吹雪になるとして交通への影響や暴風、高波にも警戒するよう呼びかけています。