中小企業ホールディングス

ごあいさつ

日本は先進国の中でも中小企業の数が多いと言われています。中でも戦後の第一次ベビーブームによる団塊の世代の経営者が多く、その多くが抱える後継者不足等の事業承継の問題は社会問題の一つとなっており、団塊世代が７０歳を超えてきている中で、この度の新型コロナウイルス感染拡大に起因する日本経済や国民生活への打撃により、中小企業はさらに窮地に立たされています。

このような状況の下で、後継者問題を抱える企業だけでなく、ポテンシャルや意欲もあっても戦うことができずにいる多くの中小企業を、当社グループの一員としてホールディングスの下に結集しグループ全体での協力体制を構築することで、資金や人材の効率的な運用、事業シナジーの活用、間接部門の高率化等、多くのメリットを生み出すことが可能となり、資金調達力、人材、ビジネスネットワーク等、中小企業が抱える様々な問題の解決策となり得ると考えます。また同時に、グループ傘下に複数の魅力的な中小企業が加わることで、当社グループとして事業規模及び収益拡大に繋がり持続性のある企業価値向上を実現することができます。

今こそ、日本の中小企業が力を取り戻すための一助となるべく、できる限りの多くの中小企業をグループに迎え入れ、共に戦い、共に成長していくことを「中小企業ホールディングスプロジェクト」と掲げ取り組んでまいります。

中小企業ホールディング株式会社
代表取締役　岡本 武之