本日、12月議会の一般質問の通告を提出しました。
「犯罪被害者等支援条例の制定について」と「海洋ごみの処分について」の2つ。
これから内容について、組み立てを考えていきます。
この度の通告書を作成している時に、過去の写真が出てきました。
平成25年9月議会の内容を掲載した議会広報。
この1年前の平成24年の12月当時は、屋外に国旗・市旗・校旗の3種類を掲揚していたのは、小学校55校のうち3校、中学校は22校のうち2校のみ。
屋外にポールが3本なく、全ての旗を掲揚できないので国旗のみを掲揚しているという学校もありましたが、ポールがあるにも関わらず、一切の旗を掲揚していない学校が非常に多くありました。
そして屋外に掲揚する旗がぼろぼろになっている、また旗自体を無くしている学校もありました。
そうしたことへの意識を高めていかなければならないと平成24年の12月議会で質問し、翌年の9月議会でどうなったかを質したのが、写真の議会広報。
平成25年9月時点で、3つの旗を屋外に掲揚しているのは、小学校26校、中学校11校の計37校に増えました。
なお、市立の小中学校の式典では必ず屋内に国旗が掲揚されています。
そしてもう一つの質問が国旗の配布について。
下関市では昭和44年頃から市内の結婚式場にご協力いただき、結婚される方に国旗をお渡ししていました。
昭和51年からは市役所の窓口において、婚姻届を出された際にお渡しするようになりました。
この取り組みは昭和61年で終わってしまったが、素晴らしい取組みであり、日本人の自覚と誇りを見つめなおすためにも、ぜひ再開すべきだと質問をしました。
当時の市長答弁は私から言わせれば要領を得ないとんちんかんなものでした。
今でも議事録が残っています。
【あまり国旗、国旗と声高に言うとそれに対するいろんなことも起きてくる。各家庭で各人が国旗を揚げるというのは素晴らしいことだが、これはある程度やっぱり自主性に任せないと。市役所に来るたびに国旗をもらってたんじゃね、これはちょっと何か行きすぎじゃないかと思いますね】
私は市役所に来るたびに国旗をお渡しすべきと言っていません。
そして渡された国旗を家庭で必ず掲揚すべきだとも申していません。
国旗を配布していた当時も、窓口でいらないと断った方もいたでしょう。
とりあえずもらったけど家庭で掲揚しなかった方もいたでしょう。
そのことをけしからんとは一言も言っていません。
過去に配布をしていた、それを再開すべきだと思うがどうお考えか、と質問しただけです。
それにも関わらず、上記のような答弁をされました。
当時も現在も、議会広報は議員自らが録画配信を確認したり、質問後に執行部に確認したりして、原稿を作成しています。
そして議員が作った原稿は、答弁内容に間違いがないかなど、執行部もチェックをします。
議会広報は基本的に【問】と【答】がセットでなければならないので、私の問に対しての市長答弁を要約したものを提出しましたが、答弁は削除されていました。
よって私の原稿だけ【問】で終わっています。
という、9年前の一般質問のお話でした。
吉田真次