こんにちは、Machaです。
2021年12月にバンコクのコンドミニアムを退去し、日本に帰国してから1年が経ちました。
その間、国内にも海外にも旅行には出かける機会が全くありませんでしたが、今回、タイ航空のバウチャーを利用して1年ぶりにバンコクに行ってきました。
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返金可能なチケットなのに返金を拒否するタイ航空
まず、このタイ航空のバウチャーについてですが、これは2年前のコロナショックによるタイ航空の破綻と関係しています。
2020年3月、僕の両親が当時タイに住んでいた僕を訪ねるために買ったタイ航空のチケットが、突然のロックダウンによりキャンセルになりました。
これがANAであれば即座に返金がなされたはずなのですが、万年大赤字のタイ航空はそれが出来ず、破産申請の道を選んだのでした。
念のために言っておくと、両親が予約したチケットは、万一のために備え返金可能なタイプの運賃だったのですが、破産だからと有無を言わせず一方的に無効にされてしまったのです。
もちろんその後、父はタイ航空に電話やメールなどで再三に渡って返金の催促をしました。しかしタイ航空側は、(わざと電話が繋がらないようにするなどして)無視、または何か月もメールを放置するなど、全く誠意を見せませんでした。
そして何か月も経ち、忘れた頃に返事が来たと思ったら、「破産法が適用されたので現金による返金は難しい。バウチャーでしたらすぐに適用可能です」の一点張り。何度メールを送っても、返事が来ないか、来たとしても上記のテンプレートによる対応のみでした。
タイ航空のバウチャーも有効期限が迫っている
しかも、そのバウチャーの有効期限が2023年末だと言うのです。
これでは両親にとっては泣きっ面に蜂ですよね。
息子は既に帰国しているので、両親はもうタイ航空に乗る必要がない。そして父は仕事に追われていて旅行すら行く余裕がない。母は一人で飛行機にすら乗ったことがない。
もう埒が明かないので、ここに来て、僕が両親を説得し、バウチャーで手を打つこと、そしてそれを僕に譲渡してもらうことにしたのでした。
両親としてもお金をどぶに捨てるよりは僕に使ってもらった方が納得がいきますからね。払ってもらった航空券代は僕が別の形で親孝行して返せば良い訳ですし。
ちなみに譲渡の際には、委任状への両親の署名および両親のパスポートの顔写真ページのコピーを求められただけです。
発券の日付まで間違えるタイ航空の日本人社員
というわけで、早速バウチャーへの交換および譲渡の手続きに入りました。
返金を求める電話やメールは何か月、いや、2年間も堂々と無視し続けていたタイ航空ですが、バウチャーでいいですとメールを送ったら、数10分後に了解の返事がきました。
分かりやすい方々です・・・。ちなみにこれまでやり取りしていたのは日本人の社員ですので、これまでのクズ対応は言語の問題ではありません。
というわけで、バウチャーで航空券を発券してもらうために、僕がタイ航空に乗ってバンコクに行きたい日付と便名をメールで送ったのでした。
タイ航空側からもすぐに仮予約しましたという返事が来たので確認すると、ここでまたトラブル発生。
あろうことか、帰国便が12月13日と指定したのに、1月13日で予約されていたのです。
もしこれに僕が気付かなかったら、危うく10日間のタイ滞在が40日間になってしまうところでした。
もちろん慌ててミスを指摘し、翌日には正しい日付で航空券が発券されたわけですが、いったいどんな社員を雇っているのか、その面を拝みたくなるようなドジっぷりでした。
結論、タイ航空はもう利用しない(笑)
そんなこんなでやっと航空券が手に入ったことを確認してからバンコク現地のホテルを予約したわけですが、チケット一つとるのにこんなに手間がかかったのは初めてです。
本当は今回の記事はタイランドエリートのサービスを利用してバンコクに到着し、現地で宿泊したホテルを紹介するところまでを書くつもりだったのに、タイ航空を批判するだけで終わってしまいましたね。
ちなみにですがバウチャーの総額は29万円。今回、日本とバンコクを往復するのに使ったチケットは12万円ほどだったので、まだ残りが17万円ほどあり、これも2023年末までに使わないといけません。一応使うつもりですが。
というわけで、バウチャーをすべて使い終えたら、もうタイ航空を利用することは無いでしょう。バンコクからの国内線だけは利用することはあるかもしれませんですが、少なくとも国際線では金輪際、利用しないでしょう。