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fnn.jp/articles/-/403 今年も終戦記念日を政治問題化するのかな。僕はいつも不思議なのは「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」とありますが、仮に５０００円や1万円程度の玉ぐし料を首相や県知事が靖国神社や護国神社に捧げたとて、それが
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返信先: さん
「国から特権を受けたことになるのか？」と。社殿を政府のカネで建て直したとかなら別ですよ。玉ぐし料の奉納が「特定宗教に対する援助、助長、促進に当たる」とする最高裁判決よりも、可部恒雄裁判官の少数意見の方が僕には腑に落ちる。曰く、
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みたま祭りが「招魂祭」と呼ばれていたことを挙げ、可部判事は、招魂祭は「国家神道との関係が云々されるようないかめしいものではなく、招魂社の境内には綿菓子やのし烏賊を売る屋台が並び、それらの匂いの漂う子供心にも楽しいお祭り以外の何物でもなかった」と述べ、
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「初詣には多くが仏教徒である日本人が神社に出かけ、結婚式を教会で挙げるのに、戦没者を慰霊することを国家神道云々といって否定するのか」という趣旨の説を判示し、「国家神道が消滅してすでに久しい現在、我々の目の前に小さな悪の芽以上のものは存在しないのであろうか」と問い、
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憲法89条に関連し、「宗教団体の所有する不動産やその収益と目すべきものにつき、これを課税の対象から外すことは、宗教団体に対し積極的に公金を支出するのと同様の意味を持つではないか」と疑問を投げかける。僕はこの可部判事の慧眼に心服せずにはいられない。
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