最終更新日:2022/9/2

(株)メイコー【東証プライム上場】

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現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • 精密機器
  • 機械
  • その他電子・電気関連
  • 化学

基本情報

本社
神奈川県

未知なる技術に挑み、形にする。若手社員たちの成長の軌跡

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高品質のプリント基板で、エレクトロニクスの明日を切り開く

プリント基板の設計・製造においてグローバル規模の実績を誇るメイコー。表立っては見えないが、同社の製品はあらゆる電子機器の内側で活躍している。3人の先輩に、就職活動のエピソードと仕事の醍醐味を聞いた。

下原 和也さん(写真右)
生産技術部 生産技術課
情報システム学部電気電子情報学科卒
2019年入社

加藤 聖吾さん(写真左)
第一営業部
現代政策学部社会経済システム学科国際文化コース卒
2020年入社

首藤 真穂さん(写真中央)
社長室
造形学部絵画専攻領域卒
2019年入社

先輩からひと言

「本社の技術系の部署はワンフロアにまとまっており、他部署とも気軽に話ができる雰囲気です。フォローしてくれる先輩も多く、安心して仕事に臨めます」(下原さん)
「気になったら、転職サイトや口コミサイトなども覗いてみましょう。いいことも悪いことも書いてありますが、真に受けず客観的に見て視野を広げましょう」(加藤さん)
「提案したらチャレンジさせてくれるのがメイコーという会社です。今は社長の真下で働いていますが、意見が言いやすい風通しのいい会社だと感じています」(首藤さん)

【下原さん】専門を生かせる企業を徹底比較し、選んだ仕事。学びと挑戦を繰り返しながら成長中。

大学で電気電子工学を専攻していた私は、トランジスタなどの電気部品の特性解析をテーマに研究していました。トランジスタから発展して半導体へと興味が広がり、大学3年に入ってから始めた企業研究では、早い段階で半導体業界を志すようになっていました。

思うように時間が取れず、インターンシップには参加できませんでしたが、その分、就職活動解禁の3月までは業界各社の情報を徹底的に収集。企業理念や資本金、勤務条件、そして自分に合うか合わないかといった観点から8社ほどをリストアップし、その中の1社がメイコーでした。車載機器向けのプリント基板をはじめとする最先端分野に挑む企業として興味を覚えるとともに、会社訪問の際、話がしやすく働きやすそうな社風を肌で感じたこともあり、ここで頑張っていこうと決心しました。

入社後は生産技術部に配属されました。メイコーでは国内及び海外に複数の工場を構えていますが、私たちの役割は、各工場の既存の生産条件を検査・分析した上で、生産ラインの改善を進めていくこと。当社は車載機器、スマートフォン、コピー機、ゲーム機など多彩な電子機器のプリント基板を製造しており、その形状は用途によってガラリと異なります。当然、生産条件も千差万別。例えばスマホ向けには小さくて薄い基板が求められますし、車載機器向けでは小ささに加え、安全性や耐久性が必要なので分厚さが欠かせない要素です。このように、生産条件を検討するにも多様な知識が必要になってくるのです。

プリント基板の製造工程では何度も薬液を使うので、化学の知識が欠かせません。電気電子工学が専門の私は、化学の知識習得にはかなり苦労をさせられましたが、入社1年目の福島工場での現場研修や、eラーニングをはじめとする社内の勉強ツールなどを活用して、少しずつできることが増えていきました。2年目になる頃には上司と一緒に各工場に赴いて工程を調整するようになり、3年目の今では、一人で評価内容を考え改善策を導入する役割も担っています。

最近は海外工場の製造工程で使う薬品を選定する案件にも取り組んでいます。まだまだ難しい作業も多いですが、自分が携わった工程でプリント基板が完成し、実際に量産されていくのですから、やりがいはとても大きいですね。もっと知識と経験を身に付けて、一人で計画書を作るところから主体的に仕事を進めていけるようになりたいです。

【加藤さん】メイコーのモノ作りに好奇心を抱いて入社。営業として1年目から最前線に立つ

大学時代は英語の勉強に打ち込んでおり、2年生のときにはアメリカのカリフォルニアに1年間留学をしました。英語に興味があったとはいえ、ほぼ話せない状態で留学したので、最初は授業に出ても何を言っているのかが全くわからない状態。宿題も何が出ているのかさえ理解できなかったほどでした。しかし、3カ月もすると慣れてくるもので、次第に英語力が身に付きましたし、共に学ぶ世界の留学生たちと交流することで異文化を知ることができたのも収穫でした。

卒業後は大学院進学も視野に入れていましたが、大学3年生の就職活動解禁直前に就職をしようと決意。培ってきた海外経験を生かして社会貢献していこうと、心を新たにしたのです。それからは持ち前の好奇心を生かし、興味をひかれる業界を、商社やメーカーを問わず幅広い視点で選んでいきました。その中で知ったのが、最先端のプリント基板を武器にグローバルに活躍するメイコーの存在。車載機器やタブレットPCなどの電子部品を作るというのは、身近でワクワクする仕事だと感じましたし、会社が安定している点も魅力的に映って、入社を決めました。

最初の半年間は文系の私も工場での研修を受け、プリント基板の基礎を学びました。例年の研修は東北の工場で行われますが、コロナ禍の影響により私の代は本社の試作工場で勤務することに。プリント基板は工程フローが非常に長いため、工場内をくまなく歩きながら基板や機械に触れました。“五感”でモノ作りを体感できた研修でしたね。

10月には営業部に配属となり、さっそく国内の大手メーカーを担当してルート営業に臨んでいます。お客さまの技術系の部署や購買担当者とコミュニケーションを取りながら、より良いプリント基板を提案していくのですが、さすがに最初はできないことだらけ。それでもお客さまの声に耳を傾け、ときには上司や技術担当者の力を借りながら一歩ずつ階段を上ってきました。

プリント基板はサイズや機材を少し変えるだけで価格をガクンと抑えることができるので、営業の立場からもさまざまな角度で提案をすることができます。お客さまの要望をかみ砕いて自分の力で判断し、満足していただける提案を形にできたときの達成感は格別です。今は営業の基礎をしっかりと身に付けることで、目標とする海外勤務に向かって自分を高めたいですね。

【首藤さん】プリント基板の造形美に魅せられて。美術専攻から飛び込んだ、技術者の世界。

中学生のときから絵を描くのが好きで、美大に入ってからは版画を専攻して作品制作に没頭していました。将来の道としては教員を目指す人も多い学科ですが、私はちょっと違うと感じており、美術に関わる企業などに就職することが当初の目標でした。

ただ、次第に美術は趣味として続けたほうが性に合っていると考えるようになり、大学4年に進級する頃には、業種業態を問わずに企業をみていくことに。システムエンジニアなどの理系職もいいのではと思っていたところ、たまたま出会ったのがメイコーでした。説明をしてくれた女性の人事担当者の姿が格好よく、「あんな風に活躍できるんだ」と魅力的に映りました。

実は私は造形物としてのプリント基板が好き。実家にあったスケルトンデザインのデスクトップ型パソコンの内部を、じっと眺めることもありました。また、版画の技法の一つであるエッチングとプリント基板の製造には共通するものがあるとも聞き、思い切って当社でチャレンジしていくことを決意しました。

最初の約2年間は技術部に所属。試作品のプリント基板に関して、その製作工程を設計するというモノ作りの最前線に立つことになりました。専門とは全く違う世界だけに技術を覚えるのは苦労しましたが、知れば知るほどできることが増え、モチベーションも上がりました。担当していた携帯電話基地局向けの高周波プリント基板は、14層にも及ぶ扱いづらい基板です。けれども、苦労しつつも自分が考えたプロセスで基板が形になっていくのは本当に面白いものだと感じました。

現在は社長室の直下で、ECサイト『MEIKO Labo』の技術営業として仕事をしています。ネット注文に対応してプリント基板の販売チャネルを増やすのがサイトの目的ですが、試作品のみの対応ながら、大手からベンチャー、大学の研究機関などから続々と引き合いがあり、どうすれば要望を形にできるのか、試行錯誤する日々を過ごしています。

直近では『MEIKO Labo』の魅力を発信しようとYouTubeチャンネルを立ち上げ、私が撮影、出演、編集などを一人で行っています。サイトの知名度を上げていくことで、試作のみならず量産にも対応させていくのが当面の目標。ほかにも社長室では新規事業を続々と立ち上げています。多様な仕事にトライできるのも面白みの一つとなっています。

学生の方へメッセージ

学生の段階では、知名度の高い会社に着目しがちでしょう。しかしながら、世の中には、たくさんの企業が存在しています。まずはさまざまな業種の企業に目を向けて、可能性を広げていくように心掛けてください。

ただし、企業を調べる前には、自分自身が何に喜びを見出し、何を大事にしているかを浮き彫りにすることが大切。一人で考えるのもいいですが、周囲の先輩や親御さんなどにあなたの印象を聞いてみると、異なる角度から自分を知ることができるはずです。他の人と話をする機会作りが自己理解につながるのは、間違いないと思います。

私自身も、自己分析をした結果、文系ながらモノ作りに携わりたいと思うようになったことが就職活動の出発点でした。最初は名の知れたB to C企業を見ていましたが、次第に世の中にはB to B領域でもたくさんの企業が活躍しているのだと知り、最終的にメイコーにたどり着きました。丹念に自己研究をしたことと、視野を広く持ったおかげで、こうして自分にマッチする企業と出会うことができました。

当社はプリント基板という専門性の高い世界で事業を営んでいます。プリント基板製造には様々な専攻の知識が必要となってくるため、皆さんが勉強されてきたことがその人自身の強みとなって仕事の中で生きてきます。だからこそ、今の学びにしっかりと向き合う学生生活を過ごしてほしいですね。
〈人事担当・大美賀あやのさん〉

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「プリント基板を作るには40以上の工程があり、機械や材料、化学など、さまざまな分野が関わってくるため、多種多様な人材に活躍の場があります」(大美賀さん)

マイナビ編集部から

スマートフォンや自動車、家電製品など、あらゆる電子機器の頭脳を形作るプリント基板。メイコーはそんなプリント基板の世界的なシェアを誇るメーカーとして、名だたるグローバル企業のニーズを先取りした製品づくりを実践してきた。

近年は自動車の電子化、EV化の流れが急拡大したことを受け、車載機器用プリント基板のニーズが高くなっているという。車載機器のプリント基板には通信への対応、コンパクト化、過酷環境でも稼働する安定性の実現など、ゆるぎない品質が求められる。メイコーは一つのジャンルに特化せず、多様な条件のプリント基板作りを手掛けてきた実績を生かし、車載機器のあらゆる条件に対応するモノ作りを可能にしている。この強みが、同社のさらなる飛躍の原動力となっているようだ。

電子機器を取り巻く環境がますます変化していく中で、同社はスタンダードなプリント基板のみならず、モジュール基板やパッケージ基板の量産化にも対応するなど、新たな地平を切り開こうともしている。最先端の技術やサービスを支える製品を作り出すべく、若い力が中心となってプロジェクトを進めるシーンも大幅に増加。これからもメイコーは、世界に通用する高品質の製品を生み出しつづける。

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若手社員が主人公となって、新しいプリント基板の開発に携わる。スピードが速い世界だけに、柔軟性のある若手の意見はどんどん登用されていく。

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