建築家が設計した、森の中の上質な平屋建て。
晩秋も終わりそうな安曇野の山中、凛とした佇まいをもちつつ、自然に溶け込むこの建物は、2013年にオーナーと建築家が共創したものになります。
敷地内、建物の四方八方には、ヤマモミジ、ハウチワカエデ、オオカメノキ、ヤブツバキなどが植えられ、室内からでも様々な樹木が鑑賞できるよう、ランドスケープがつくられています。
室内の間取りは3LDK+納戸。特にリビングダイニングは屋根の勾配を生かした高い天井が大変心地よい空間です。
珪藻土の壁、ブラックウォールナットの床材、梁には新潟の古材を使用したりなど、マテリアルも素晴らしく。
特にネパール和紙貼りの壁に、畳にも和紙表を使用した和室のつくりは見どころがあり、隅々までジロジロと眺め、見惚れていました。
素材だけでなく、設備も当然優秀です。
冬は、常時全館のガス暖房でまかなえるそうで、デンマーク製の薪ストーブもありますが、火を鑑賞したい時などに補助的に点火するだけでも十分なのだとか。
さらに、パネルヒーターが室内のあらゆる箇所に設置され、木建のペアガラスにもしていることで、結露はほとんど抑えられたというオーナーさん。
場所柄もありますが、夏はリビングにつけたクーラー1台で十分とのこと。
引渡しの状態はご相談。基本的な考え方としては、内装に固定されているものは付属し、家具等については別途協議になります。
ちなみに、タモの天板を使用したダイニングテーブルは、建築家さんがこの平屋のためにデザインしたものです。
オーナーが建ててから9年が経過していますが、室内外ともに、とても良い状態を保っていらっしゃいました。
物件のある安曇野は、北アルプスの山々が一望でき、田園風景などが広がる美しい土地。観光はもちろん、近年移住者もどんどん増えています。
松本、諏訪、富士見町、北杜周辺には、アートカルチャーが根付いている場所も多く、若い方も入ってきたりしながら、それぞれが思い思いに耕し、とても盛り上がっていました。
1日では回れないくらいの、面白い人・場所が点在していて、個人的にも移住先には大変興味深い場所だなと、しみじみ感じた次第です。
ぜひ一度ご覧ください!
■本物件のご案内の日程調整については、充分に余裕を持って日時の調整をさせていただいております。急なご依頼をいただきましてもご案内ができかねる場合がありますことをご承知おきください。
■事業目的での使用の場合は関係機関の許可、届け等が必要になる場合があります。
■室内の家具等、引渡し状態はご相談(薪ストーブは残置予定)
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