【動画】まず2作目を「成功せないと」と語ったキャメロン監督
同映画は、2009年に公開され、全世界興行収入1位に君臨する『アバター』の続編。前作は映画を3Dフォーマットで観ることが話題になり、当時最上級の映像と音楽に包まれ、神秘の星パンドラの世界に入り込む没入感に世界中の人々が魅了された。
『アバター』は、地球から遠く離れた神秘の星パンドラで、先住民ナヴィと、パンドラの資源を求める人間との戦いの物語。前作で、戦争での負傷で車椅子生活となった元海兵隊員のジェイク・サリーは、パンドラの先住民ナヴィと人間を合わせた肉体「アバター」に意識をリンクさせ、ナヴィの女性戦士ネイティリと心を通わせ、パンドラの一員となった。
公開された『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、前作の10年後が舞台。ジェイクとネイティリは子どもたちとともに平和に暮らしていたが、再び人類が現れ、パンドラの神聖な森を追われることに。未知なる“海の部族”に助けを求めたジェイクたち“家族”のエモーショナルな物語がつづられる。
日本では歴代最多となる1466スクリーンで公開されたわけだが、プレミアムラージフォーマット(PLF)であるIMAX 3D、4DX/MX4D、ドルビーシネマ/Atmos3Dや、RealD、ScreenXなどのフォーマットで満席が続出するなど高稼働を記録。全体の興行収入のうち、68%が3Dで観客は圧倒的な没入感を体験できるスクリーンを選択している。より3Dを堪能するべく、吹替版が高稼働しているのも本作の興行の特徴となっている。
映画館での最高の映像体験を常に追求するジェームズ・キャメロン監督はパート5までのシリーズ化を発表、パート3まではすでに撮影が終了しており、映画界は今後10年、“アバターの10年”になると宣言している。
本作はゴールデングローブ賞主要2部門(監督賞&作品賞)、放送映画批評家協会賞の6部門でのノミネート、ナショナル・ポート・オブ・レビューTOP10に選出。本年度アカデミー賞の最有力候補に推す声も出ている。賞レースの大本命の躍り出た、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の今後の興行に世界中が注目している。
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