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     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,032 0
総鑑賞データ数 6,413,805 538
総レビュー数 810,462 103
鑑賞方法別データ数
映画館 1,638,658 205
レンタル 580,874 18
購入 112,691 7
VOD 426,644 83
テレビ 827,352 85
その他 142,863 12

わが青春のイレブン

  • わがせいしゅんのいれぶん
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  • 平均評点

    57.4点(16人)

  • 観たひと

    21

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1979
公開年月日 1979/7/21
上映時間 101分
製作会社 家城プロダクション
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督降旗康男 
脚本家城巳代治 
脚色いえきひさこ 
原作いえきひさこ 
企画家城久子 
製作家城久子 
堀江英雄 
笠置正邦 
三堀篤 
撮影佐藤昌道 
美術秋田谷宣博 
音楽プロデューサー西崎義展 
主題歌青山孝 
録音小松忠之 
照明平田光治 
編集千蔵豊 
助監督山野辺勝太郎 
スチル加藤光雄 
製作協力東映 
オフィスアカデミー 
後援日本サッカー協会 

キャスト

出演永島敏行 矢吹健一
吉田次昭 黒住
山岡健 片岡豊
森谷泰章 谷川丈夫
柏原貴 石戸太郎
ハイ島利治 津川
伊吹信一郎 本山
沢井功 沢木
平山敏明 島村
川崎麻世 赤岡
佐久間宏則 大友進
石井茂樹 久保光夫
斉藤とも子 谷川有子
田中エリ子 坂口理恵
竹田かほり 大木奈々
森下龍二 小島守
みずのこうさく 大月
小松陽太郎 
梅地徳彦 桐原博
大川浩二 橋場
中原ひとみ 川端
森愛 吉村
永井秀明 教頭
桑山正一 教務主任
登石雋一 サッカー部長
江原真二郎 矢吹倉太郎
佐藤宏之 矢吹俊二
原あけみ 片岡の姉
板倉省子 森の母
谷本小夜子 黒住の母
柳生尚美 スナックのママ
橋本美砂子 ウエイトレス
新井久 非行グループA
賀川ひとみ 二年A組女子A
里見和香 看護婦
今村恒美 事務員

解説

高校のサッカー部を舞台に、スポーツにかけた友情と応援する女子学生との愛を描く。昭和四十九年、「恋は緑の風の中」を最後の作品として、昭和五十一年二月二十二日、胃癌で亡くなった家城巳代治監督が、病魔と闘う中で、久子夫人の協力で書き上げた同名の遺稿シナリオを映画化したもので、監督は家城巳代治の弟子にあたる「冬の華」の降旗康男、撮影は佐藤昌道がそれぞれ担当。なお、このシナリオは家城監督没後、久子未亡人の手で小説化され、集英社文庫に収められている。

あらすじ

矢吹健一、片岡豊、谷川文夫の三人は、名門K高校の伝統あるサッカー部員だ。東京都予戦の準々決勝の日、三人は張り切っていた。というのも、谷川の妹、有子とそのピアノ友達、坂口理恵が応援に来ていたからだ。谷川は理恵にほのかな愛情を抱き、矢吹、片岡の二人は無関心を装いながらも互いに有子を慕っている。試合はなんとか勝ったが谷川は凡ミスが続き、控えの選手と替えられてしまった。数日後、矢吹と片岡の根回しで理恵とデートをした谷川は彼女から友情以上の感情はないと言われショックを受ける。その日、谷川は風邪で練習を休んでおり、運悪くデートをマネージャーの久保に見つかってしまう。そして、翌日の練習で猛烈な特訓を受けた谷川は、急性胃潰瘍で倒れ、息をひきとった。谷川の死を契機に、矢吹は部のあり方を公然と批判し、練習を休み始め、不良グループの黒住らとつきあうようになる。一方、部の伝統を守り、強くなるためには特訓もやむを得ないという立場をとる片岡は矢吹と対立する。しかし、片岡は有子から矢吹が空地で一人サッカーボールを蹴っていると聞いて、決勝戦には矢吹もメンバーに入れるように上級生の説得にかかった。「部の伝統」の下にかたくなな部長や上級生も、片岡の熱っぽい説得に同意する。家に戻っていない矢吹を全員が手分けして捜し始めた。その話を聞いた黒住は、矢吹がアルバイトしている喫茶店“ルミ”に行き「サッカー部がお前を待っている」と伝える。その時、有子も矢吹の前に姿を見せ、「矢吹さん、兄の分も頑張ってね」と言う。アルバイトの肩替りを申し出た黒住の気持と有子の言葉に、矢吹の全身に熱い青春の血がかけめぐった。「よしッ!行くぞッ」店の外へ出た矢吹は、決勝戦の行なわれている競技場へ疾走するのだった。

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  • 鑑賞日 2021/05/14

    登録日 2021/05/14

    評点 65


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/日本映画専門チャンネル 


    青春と友情

    面はゆいような内容。わくわく感が無い。
    主人公の思い込みがあまりにも一方的すぎるし、不良に走っちゃうのもいただけない。


  • 鑑賞日 2018/08/05

    登録日 2018/09/03

    評点 66


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/日本映画専門チャンネル 


    赤き血のイレブン

    あの時代の温度と問題提起。
    サッカー部のしごき。友人の死。
    2010年代に観るとまた別の見方をすることになる。
    この時代の青春感覚を味わえる一本。
    永島敏行と斎藤とも子も時代の雰囲気そのもの。
    季節の中の魚たち。
    今なら間違いなく問題提起映画。
    当時の感覚では「サード」を連想させるスポ根青春物。
    自分の中における時代の変異を楽しめる。


  • 鑑賞日 2017/12/12

    登録日 2018/02/28

    評点 55


    鑑賞方法 その他/知人が焼いてくれたDVD 


    観ていて気恥ずかしくなるほど

    知人が焼いてくれたDVDで観た「わが青春のイレブン」は、「恋は緑の風の中」を遺作として死んだ家城巳代治が、亡くなるまでの癌闘病中に妻の家城久子と一緒に書いた青春映画脚本を、家城の弟子にあたる降旗康男が監督した映画。製作母体が家城のプロダクションです。
    高校サッカーで東京都大会の優勝を目指すという名門校サッカー部の2年生、永島敏行と山岡健、森谷泰章の3人のうち、森谷が練習でのシゴキが原因で死んでしまうという事故が起き、山岡は伝統校が培ってきた練習方法を今も盲信している一方、永島は練習のあり方に疑問を持つようになり、公然とサッカー部批判をする吉田次昭ら不良たちと付き合うようにもなり、部の上級生や監督は永島抜きで都大会を乗り切ろうとしますが、結局は先輩や監督たちが折れ、永島敏行自身も内に燃やすサッカー愛を再燃させ、決勝が行われている競技場へ急ぐという、典型的なスポーツ根性ドラマです。
    家城巳代治・いえきひさこ共同脚本とクレジットされた脚本が、家城らしく真っ直ぐで純朴なもので、降旗はその脚本を素直に画面にしてゆき、絵に描いたような熱血青春物語に仕上げました。観ていて気恥ずかしくなるほどですが、これが家城の持ち味なのですから、ひねくれた観方をすることなく、素直に受け取りましょう。


  • 鑑賞日 1979/07/19

    登録日 2013/04/13

    評点 30


    鑑賞方法 その他/試写会 


    面白くないサッカー青春映画

    1979年7月19日、銀座ガスホールでの試写会で鑑賞。

    主演が、永島敏行・斉藤とも子という若干インパクトに欠ける主演2人などによるサッカー青春映画だった。
    どうにも面白くない映画であった。