ボクらの時代[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ボクらの時代[字]

脚本家・生方美久×プロデューサー・村瀬健×演出家・風間太樹

詳細情報
番組内容
『ボクらの時代』は、毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組。あえて司会者を置かないことにより、ゲストたちの普段の顔・会話が垣間見られるような構成となっている。今週は、ドラマ『silent』の脚本家・生方美久、プロデューサー・村瀬健、演出家・風間太樹の3人。
出演者
生方美久、村瀬健、風間太樹
スタッフ
【プロデューサー】
西村朗(フジテレビ) 
松本彩夏(イースト・ファクトリー) 
松本絵理(イースト・ファクトリー) 
【AP】
福田薫(イースト・ファクトリー) 
【演出】
高野裕樹(イースト・ファクトリー) 
【制作著作】
フジテレビ

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
バラエティ – トークバラエティ
趣味/教育 – その他

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  20. 一緒

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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「佐倉君!」

[12月22日に最終回を迎える
ドラマ 『silent』]

[川口 春奈さん演じる 紬が

耳に難病を抱えた 高校時代の
恋人である 想と

音のない世界で出会い直すという
ラブストーリー]

[放送後は 毎回のように
Twitter トレンド1位を獲得し

TVerでの再生回数も
歴代最高を更新するなど

社会現象となっています]

[今日の 『ボクらの時代』は

そんな 大ヒットドラマ
『silent』を生み出した

こちらの3人]

[31歳という若さで
これまで 数々の話題作を担当]

[今 最も注目を集める
若手監督の一人です]

[日本テレビを経て
2008年に フジテレビ入社]

[映画やドラマで数々のヒット作を
世に送り出してきました]

これ 絶対 笑うよな。

笑いますよ 目黒 蓮とか

春奈さん見たら笑いますよ
これは。

だって 昨日 目黒君に
背中 押されましたもんね。

押された 押された。
撮影終わりに。

昨日ね 俺ら 撮影が
結構 夜遅くに セット終わりで

「あした『ボクらの時代』なんでしょ」
(生方)いじられたんですか?

ニヤニヤしながら
目黒君が 来たから

俺が そうそう… って

どうすれば
カッコ良く映るかとか教えてよ。

目黒 蓮に聞いたんですか?
俺が 目黒 蓮に聞いて

したら 何か 爆笑されてね。

何ちゅうこと聞いてんすか
って話をして。

何か でも そのね 作り手の
こういう 3人しかいない中で

そういう話を聞く回も
やりたかったんだって

『ボクらの時代』さんが。
いやぁ…。

川口 春奈 目黒 蓮
鈴鹿 央士ですよ ホントは。

たぶん… スケジュールで
駄目だったんだろうな。

それで 俺たちなんだろうな。

♬~

生方 美久という
脚本家に関しては

とにかく 僕は
ヤンシナの審査員で 読んだときに

最初の もう 1ページっていうか
何なら あらすじ書くじゃん 一応。

あらすじ 一応 ばーっと
読んでから書き始める。

その あらすじ見たときに あれ?
って 文章が もういいなと思った。

で その後 頭から読みだしてって
すぐに 引き込まれて

読み終わって
ちょっと 泣いてたし。

ちょうど 家で読んでたから
妻が 「どうしたの どうしたの?」

めっちゃいいの読んじゃって
っつって。

したら 「へぇ そんなふうに
あなたが ヤンシナ読んでなるの

珍しいね」って言われたぐらいに
読んだときに ジーンときたのね。

とにかく 講評を書くんだけど

そこに これが大賞ですって
もう書いて。

自分では 満点つけて送ったわけ。

それぐらい 読んだ瞬間に
他との違いが

俺には もう 明確にあった。

それが 具体的に何かっていうと
やっぱ 1つは せりふ。

すごく 生方 美久という
この人しか書けないせりふだな

って感じたんだよね まず。
もう 1個 やっぱ 構成力。

1時間の中で 起承転結と
それこそ 今 話題の 伏線。

あったかな? 伏線。
そのつもりないんだろ?

うん。
本人ないのに

結果 伏線になるっていう
『silent』も そうじゃん。

それが もう あったの その中に。
構成 うまいなと思って。

この人は このせりふ力と
この構成力だったら

絶対 面白い連ドラできるなって
思ったんで

もう すぐ連絡して
一緒にやろうっつって

何にも まだ決まってなかったけど
取りあえず 企画やろうっつって

始めたんだよね。
どう思った? 最初。

もちろん せりふの良さも
あるとは思うんだけども

映像的な表現が
浮かびながらというか

書かれてる人なんだろうな
と思っていて

そういう意味では 読んでく中で
どう表現するかみたいなことって

あんまり 無理なく 自分の中で
考えがつくせたというか。

オファーをいただいて
やる決断をした 大きな決め手は

村瀬さんからのお誘いっていうのも
もちろん あるんだけど

シナリオが好きになって
生方さんの本が好きになって

お受けしたっていうのが
一番 大きいですよね。

最初の感覚として どういうふうに
『silent』を つくっていこう…。

監督じゃない 映像にしていくの。
どういう気持ちで

最初 始まったの?
まずは

この本の良さを生かしたいなって
思ったところから始まってます。

あと 村瀬さんも
おっしゃってましたけど

冬の ちょっと しっとりした
空気感。

彼らが吸う 暮らしてる
その町の雰囲気であったりとか

何か そういったものが
できるだけ 視聴者の方にも

近く感じてもらえるような
だから 特に 冒頭のシーン。

「いってきま~す」

早朝の雪が降る団地から

スロープを歩いていってっていう
くだりは

冬の少し優しくて静かで

少しだけ 湿度のあるような
雰囲気ってのは

うまく表現できたんじゃないかな
と思っていますけどね。

「おはよう」

「おはよ」
「雪だね」

「雪だね」

どうでした? 映像になってみて。
おっしゃってくれたとおりで

私 映像 イメージして
書くタイプなんで

全部のシーンとか せりふが
決めてるわけじゃなくて

自分の中のカット割りとかが
あるんですよ 書いてる段階で。

だから それが もちろん
自分の頭の中であるものと

同じなわけじゃないし

その違いを
私は 逆に楽しめてて。

なるほど こっから撮るんだとか
ここ 引きなんだみたいな。

私は 楽しかったんで。

どうやって…
今回に限らずだけど。

『silent』のこだわりでいえば

そんなに 恋愛だけ描かない
みたいなとこですかね。

ラブストーリー自体が そんなに…
ぶっちゃけ興味なかったんです。

ラブストーリーが書きたいって
思うことって なくて。

11話かけて描くなら
メイン2人の恋愛だけって

もったいないというか…
っていうのが 1個と

自分が ラブストーリーっていうものを
見てて

一番 不快というか
嫌だなって思うのが

当て馬っていう
ポジションの扱いというか

そういう恋が実らない子を
当て馬だとか

かわいそうな子みたいな
あと ありがちなキャラクター。

こう 反発して 結果 身を引く
っていうだけの子にしない

っていうのは
一番 こだわりましたね。

あと 恋愛いっぱいしてきた人だと
みんな 思ってるわけ。

嫌ですよね それ思われるの。
実際 どうなの?

実際 全然…。

今 セクハラだったね。

生方の恋愛を
聞きたいんじゃなくて…。

元カレを 一人ずつ説明してけば
いい…。

創作の源っていうか
実体験から 書いてんのか

そうじゃないのかみたいなことの
意味での 実際どうなの? です。

恋愛に関する部分は
実体験は まったく なくて。

ただ キャラクターの中の
パーソナリティーみたいなところは

結構 実体験とか
自分の考えは

この子が 全部 自分とか…
じゃなくて

ちょっとずつ 要素は
自分の部分は 入れてて

紬の3話の頭の回想の
パワハラ セクハラの ああいう感じとか。

想の 「すいません すいません」
って謝っちゃう。

自分が悪くないけど
謝っちゃうとかも

昔 自分が違う仕事してたときに

すいませんが
口癖になっちゃってて

先輩に すいませんって
言い続けてると

ホントに自分が悪いって
思うようになっちゃうから

やめなって 言われて
結構 はっとしたんですよね。

そういうのは 入れてってます。

逆に 風間は
自分の恋愛っつったら変だけど

監督じゃない。
自分を投影したりとかしてんの?

投影はしてないですね。

たぶん 誰一人
投影はしてないけど

生まれる葛藤に対しての
自分自身の考えというか

自分の持ってる
思想みたいなところは

やっぱり 演出する上では
分けていってあげないと

それは 演出できないから。
一人一人に それぞれあります。

この紬は分かるし
この想は分かるしってところに

僕も差し出すし 俳優も差し出して
っていうことを含めて

演出 ディスカッションしている
っていうことですかね。

今 できてる 9話までの中で
好きな回 どれかみたいな話を

車ん中でして。
村瀬さんと?

そう。 私たち 一致したんですよ。
何話ですか?

遠慮なく言えば 5話。
おっ!

3人 一致。

「別れよう」

「嫌われたくない。 紬にも 想にも」

[第5話は
川口 春奈さん演じる 紬と

鈴鹿 央士さん演じる 湊斗の
別れの回]

[登場人物 それぞれの心情を
丁寧に描いた脚本と演出が

話題となりました]

5話 初稿もらったときに
もう 俺… 例のね。

バカなふりして出した 5話。

あり得ない。
だから 紬と湊斗の別れるだけで

1時間かけるっていう話を

「バカなふりして」って
よく言うんだけど

正直 通らないと思ったでしょ。

村瀬さんとか
村瀬さんの上のおじさんたちが

駄目って言うんだろうな
って思って。

何ですかね すごい脱力しながら
撮れたんです。

だから… 生方さんの本と
フィットした感じが すごいした。

おのおのが 自分と向き合っていく
話だったじゃないですか。

特に 紬が。 そういったものが
丁寧に 1時間かけて描けるって

ぜいたくだし そういうの
やりたいって思ってたところが

すごい フィットした。
俺も 覚えてて 今でも

さっき 生方が 5話は駄目って
言われるかなと思って

書いたじゃない。 風間も
5話は 最初の長いワンカットとか

例の伝説になった 電話をしてる
紬を ずっとワンカットみたいのって

やっぱ なかなか
テレビドラマでは なくてさ。

「やっほー」

「フフッ… 何それ。
今 電話 大丈夫?」

「あ~ 駄目だね」

「あっ 駄目なの?」

「今 こねたとこだから」

村瀬さんなら
OKしてくれると思ったし

感じ取ってくれるだろうなと思って
撮ってました あれは。

だから 私も 初稿 出しました。
(笑い声)

ふざけた初稿を。

それは あるよ。
俺 何か 今回 おかげさまで

こんなにもさ 皆さんに
受け止めてもらえて

時々 聞かれるわけ 「何が 今回
ヒットした原因だと思います?」

正直 分かんないじゃん そんなの。
分かんないよ。

長年 僕 やっててさ
うまくいくときもあれば

うまくいかないときもあんだけど
今回 1個あるのは

自分がほれた
新人の生方 美久って人と

風間 太樹っていう
新人ではないけど

ゴールデンや プライムは
とったことがないって人の

若い力が この場所で。
やっぱ テレビって

結構 若い人が出にくい場所だと
思うのね。

それが ちょっと テレビの
悪いところだと思うんだけど

たとえば われわれ ディレクター
プロデューサーって

なかなか 独り立ちするのって
時間かかる。

30過ぎて 35 40ぐらいになって
メインプロデューサーになれたりするじゃ

遅いと思うんだよね 俺。
そういう意味じゃ

圧倒的に 僕より若い2人
しかも まだ 世に出きっていない

もちろん 2人とも
すごい才能なんだけど

そういう人に来てもらって

その人たちの才能を
マックス生かすっていうのを

やりたいなと思ったの。
それは やっぱ よかったと思う。

だから あの5話は それの
最たるもんだとは思ってはいる。

「佐倉君!」

「人 それぞれ違う考え方があって
違う生き方してきたんだから」

「何で 俺に
言ってくれなかったの?」

「分かり合えないことは
絶対ある」

「戸川君のこと好きだったよ」

「それでも 一緒にいたいと
思う人と 一緒にいるために

言葉があるんだと思う」

[大ヒットドラマ 『silent』を
生み出した 3人]

[何だったのでしょうか?]

私は 大学生んときに
映画が好きになって

でも 大学で
助産師の勉強してたんで

夢でしかないというか

本気で目指そうと
しなかったんですけど

社会人になって
助産師してたときに

ホントの きっかけは
きっかけをくれた人と

仕事ができたときに その人に
直接言うって決めてるんです。

だから それは 誰にも話してない。
村瀬さんにも話してない。

俺にも…。
はい。

きっかけをくれた人と
いつか 仕事ができると信じて。

だから そこは内緒なんですけど
ちょっと きっかけがあって

本気で目指そうって思って
普通に夜勤とかもしてたんで

どっか 学校で勉強するとか
無理だなと思って

脚本を 取りあえず書いてみよう
というか。

映画監督志望だったんですけど

好きな監督が みんな 自分で
オリジナルで脚本書いて

自分で撮るっていう人
ばっかりだったから

自分も脚本書ける人に
なりたいと思って

独学で書き始めたって感じで。

ヤンシナ 何回出したんだっけ?
3回目。

3回目だもんね。
だから 実を言うと 2年は

出したけど
通ってない事実があって。

1回目なんて
1次審査も通ってない。

書き始めて 4年目
ってことですか?

そうです 25ぐらいのときに
書き始めた。

それまでは 例えば 小説みたいの
書いてみるとか

自分の中で 文筆みたいなことは
やってたの?

何にも?
やってないです。

ホントに 看護師をやりながら
目指すって思った瞬間から

脚本は 初めて書きだして?
そうです そうです。

脚本って やっぱ 見れない。
見れる場がないじゃないですか。

小説とかと違って。
だから ホントに調べて

『月刊ドラマ』とか
『月刊シナリオ』とか買って

勉強したって感じ。

風間監督は?

僕のきっかけなんて
面白くないですよ。

きっかけ言ってないぐらいだから
大丈夫です。

始まりは
演出の側じゃなかったんですよ。

演じ手になりたかったんですよ。
そうなの!?

そう。 何か自分に入れて それを
表現してみたいと思ってたんです。

やってたの? 役者も。
やれなかったんですよ。

要は 山形ですから
なかなか そういう機会ってなくて。

ちょっと親も厳しかった
ってこともあって

東京に出て レッスンをやって
っていうところまで

一回 真剣に考えたんですけど
中学生のころですね それは。

けど それが
かなわなかったので

作り手になってやろう
っていうことの意識から

始まっていって。

ストレートに監督っていうところにも
たどり着いてなくって

最初は 撮影者。

カメラマンを目指す時期
っていうのがあったんですよ。

そこから こう だんだんと

シナリオ書いて
監督やる人もいれば

撮影やって監督やる人も
いるじゃないですか。

だから そういう撮影者でもあり
監督でもありってスタイルを

大学時代 映画をつくっていく中で
やっていく中で

演出が だんだんと
面白くなっていったっていうのが

目指したきっかけというよりは

自然と そうなっていったって
ことの方が多いかもしれないです。

役者も まだ
これからやれば いいじゃん。

もう駄目です。
まだ 全然 ありますよね。

僕は もう ベタに 小学校のとき
漫画家。 漫画描いて。

最初って 漫画じゃん。

生方の逆というか
絵描くところから始まって

紙芝居をクラスで 自分で作って
みんなに発表をすんのが好きで

そういうので
クラスの人気者とかになることに

エクスタシーを感じるみたいのが
あって やっぱ 漫画だよね。

漫画 描いて 「健君 絵うまいね」
とか言われることに

うれしくてみたいなことで
お話も つくるじゃん。

っていうのをやってて
脚本を僕も書きだして。

大学では バンドと演劇と
自主映画と 3つやって

で テレビ局を受けたら
受かったっていう。

テレビ局入ったらドラマをやりたい
って思ってたんで

ドラマを始めて。

漫画からだね 最初。
入りは 全然 違いますね。

♬~ (萌音)また来た 敏感モード

《ミノンの乳液は 11種のアミノ酸 配合》

とろけて スッー!

《うるおい満ちた やわ肌へ》

《「ミノン アミノモイスト」》
ゆらがんぞ 私!

「佐倉君!」

「人 それぞれ 違う考え方があって
違う生き方してきたんだから」

「何で 俺に
言ってくれなかったの?」

「分かり合えないことは 絶対ある」

「戸川君のこと 好きだったよ」

「それでも 一緒にいたいと
思う人と 一緒にいるために

言葉があるんだと思う」

俺 今回 『silent』が
一つ うれしいのは

地上波ドラマって
Netflixとか Amazonとか

いろんなものが出てきた中で

なかなか 地上波連ドラが
話題になりにくかったと思うのよ。

その状態の中で 地上波連ドラが

今回 これだけ
話題になったっていうのは

フジテレビとしては そこの 今回
手応えは すごい感じてはいる。

裏を返せば それぐらい
ヤバと思ってた。

確かに 配信が 今
興味だったり 予算面も含めて

クリエーターも視聴者の側も
その方向を向いてる雰囲気は

もちろん
感じてはいるんですけどね。

私 別に フジテレビに恩があるからとか
まったく 関係なく

そもそも 連ドラが好き。
地上波の連ドラが好きで

一番 自分のドラマ好きになった
原体験みたいのが

小学生のときに 夕方ぐらいに
再放送やってる 月9とかを

学校 終わってすぐ
それが見たいから急いで帰って

録画もしといて
それ 繰り返し見るみたいな。

そのときは 再放送だから
平日 毎日だけど

そうやって見たりとか
中学生 高校生になってから

毎週 この曜日の何時から見るのが
楽しみで見るっていうのが

自分が ちっちゃいころから
当たり前になってたんで

そこは 何か
こだわっていきたいというか

『silent』 つくってても

1話を どこで
終わらせるかみたいな話って

結局は そっからの一週間

待つのを楽しみにしてもらったり
って期間でもあるじゃないですか。

それって 一挙配信だったら
味わえないことだから

そのリアルタイム感とか

自分が好きな脚本家さんの
連ドラとか見てても

リアルタイムで この人の連ドラが
見れることは うれしいですよね。

過去の名作とかを
今 一挙に見るよりも

この時代の 今 つくられたものが
見れることが うれしいから

そう思ってくれる人が増えると
いいなって気持ちで

地上波の連ドラは
つくっていきたい。

でも 言われれば
僕も そうですね 確かに。

月9だったり
そういったものが好きで

映画よりも先に ドラマが
好きになったのかもしれないです。

その映像表現を志すときには
ドラマが先にあったかもしれない。

さっき 生方 言った
連ドラと漫画だけが

次回 来週を見る。

僕… 子供のころ
『週刊少年ジャンプ』をさ

町で 一番早く買える
駄菓子屋へ行って買って

『キャプテン翼』 今週の見て
終わったら来週ってのがあって。

今の子は
『ONE PIECE』かもしれないし

『鬼滅の刃』だろうし
みたいなことがあってさ

次に その感覚になるのって
連ドラだよね やっぱね。

俺は 実は 書く場所 つくる場所は
どこでもいいと思ってて

Netflixとか Amazonみたいな
配信でもいいし

もしかしたら これから
LINEや TikTokが

ドラマをつくっていくかも
しれないし

やる場所が どこであっても

われわれが つくるものの根底は
変わらないと思ってるのね 俺。

私 韓国ドラマとか 洋画が
そんなに はまらない理由って

私 日本語が
好きだからなんですよ。

『silent』とか
まさに そうですけど

日本語じゃないと
つながらないもの

あるじゃないですか。

同じ言葉だけど 違う意味で使う
シーンで違う意味とか。

人によって違う意味で
捉えられる言葉とか

あれって 日本語じゃないと
意味がないものを 私 使ってて。

これって もし 海外で
翻訳されて出たら

この意味って 海外の人には
伝わらないんだって悲しさが

ちょっとあるぐらいで。

私は 日本のドラマとして
日本語の良さとか日本語の面白さ。

ある意味 残酷さみたいなものを
書きたいから

もう ぶっちゃけ 海外って
興味ない。

なるほど。
海外で配信とかされても

すごいんだ おめでとうって
思うだけで

すごい うれしいとか
ぶっちゃけ ない。

日本人に見てほしい。
日本語が分かる人に見てほしい。

それでいうと 今回
反響が こうやってあったじゃん。

それも よく質問されると思うけど
連ドラの良さって つくりながら

反響を見ながら リアルタイムで
つくっているじゃん。

映画って それは 絶対になくて
出来上がって公開するときには

もう直せないけど。 もちろん
一話一話 直せないけど

大きくいえば
最終回までのつくりは

まだ やってるっていうので

例えば 反応があってさ
風間ん中で影響したことってある?

でも この反響がなければ

5話で ああいった
思い切りのあるというか

挑戦的には やれなかったかも
しれないっすよね。

それは たぶん 村瀬さんも…。
まったく そうです。

そういう 演出する上で
追い風になってくれるとか。

その興味を しっかりと

長い ワンカットに対しても
向けてくれるとか。

そういう受け取り方はしてますね。

でも 最終回 いよいよ
オンエアになるんで。

緊張しますよ ホントに。
するよね。

ホント 最終回が 俺 怖くて。

今回は わりと信じてるんだけど
どうやったって

「ああすればよかったのに」って
言われるんですよ。

連ドラの最終回って。 どうしても
やっぱり みんな思いがあるから。

でも 結果 これは 今 これからね
まだ 撮ってる途中だけど

きっと 視聴者の方々が
一番良かったって言ってもらえる

『silent』っていうドラマを
見て良かったって思ってもらえる

最終回になると信じている 今は。

お二人にとっても 僕にとっても
いい最終回にできるように

撮影を頑張ります。

最後に言いたいことあるんです。
どうぞ。

フフフ…
そんな すごいことじゃ…。

『ボクらの時代』 出るよって
言われて 嫌だったんです。

絶対 出るべきじゃないじゃんって
思ったんですけど

昨日 ふと 『ボクらの時代』を
録画したの見てて

気付いちゃったんですけど

これ 出ると 小林 聡美さんに
名前を よんでいただけるっていう。

(笑い声)

小林さんに
よろしくお伝えください。

あ~。
それ気付いて頑張ろうって思った。

ヤベえ 俺 よんでもらえるかな。

[生方さん 村瀬さん 風間さん
ありがとうございました!]

それ すごい楽しみと思って
オンエア そこだけ見よって思って。

(笑い声)

[それでは
今日も 素晴らしい一日を]